結婚するにはまだはやい!?

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KP クトゥルフ神話TRPG「結婚するにはまだはやい!?」
はじめていきます。よろしくお願いします。

初村慶一郎 よろしくお願いします!

KP 時刻は19時ごろ。
貴方は普段通りの日常を過ごしており、仕事が終わり帰る頃のことです。
道を歩いていると後ろから声がかけられました。
声に振り返れば楓が小走りで近づいてきました。

白瀬 楓 「こんなところに居たんだ、さがしたよ」

KP 満面の笑みで楓は貴方に話しかけてきました。

初村慶一郎 「ん?……今日何か約束してたか……?」

白瀬 楓 「約束はしてないんだけど…どうしてもすぐに会って渡したいものがあって」

初村慶一郎 「はあ……」

KP 貴方の反応を特に気にせず、楓は自分の懐をあさり、手のひらサイズの箱を出してきて、貴方の目の前でそれを開けました。
中を見ればそこには大ぶりのダイヤがついた指輪がありました。
楓はそれを取り出し、貴方の左手を楓の手がとりました。

白瀬 楓 「慶一郎君、けっ」

KP 何かを言ったようですが、派手な車のクラクションの音がして、楓の声が聞き取れませんでした。

初村慶一郎 「……?悪い、聞こえなかった」

白瀬 楓 「…っ慶一郎君、け」

KP といったところで猫が落ちてきた音だったり、
人の怒鳴り声などで何も聞こえません。

初村慶一郎 「その……場所をかえないか?」

白瀬 楓 「ううん、もういい!ねぇ慶一郎君、これ貰ってよ。ね?」

KP と、貴方の左手薬指に指輪はめようとしてきます。

初村慶一郎 「待て待て待て、そんな高価そうなもの理由もなくもらえるか!!」

KP あなたが拒もうとしますが、左手を掴む彼女の力は相当強く、振りほどくことができません。
無理やり指輪が通されようとしたその時、楓の体が大きく揺れました。
直後「おっとごめんよ」という声が聞こえます。
どうやら通行人にぶつかったようです。
そのせいか、貴方の左手薬指にはまるはずだったであろう指輪は中指についていました。
貴方が何か言おうとしたその時、楓が大声を上げて、貴方の手を自分の目の前まで引き上げます。

白瀬 楓 「あ、ああああああぁぁぁあああ」
「ななな、なな、なかゆびに!くすりゆびじゃな、なかゆ、どどどどうしよう、まちがえた!!!」

初村慶一郎 「……まあ、その、返すから安心してくれ」

KP と、貴方が指輪を引き抜こうとしますが、なぜか抜けません。

初村慶一郎 「ん、サイズが小さかったか?」

白瀬 楓 「ああ、どうしよう…どうしよう…」

KP そんな中、後ろから声を掛けられます。

白瀬 楓? 「けーいちろーくん?」

KP そちらを見れば緑のリボンが付いた花束を持った楓が立っていました。

初村慶一郎 「……これは何の冗談だ?」

KP あなたが頭をかかえていると、視界がぐらりと揺れ、前に倒れこんでしまいます。

白瀬 楓? 「けーいちろーくん…!?」

KP 倒れた貴方を花束を持った楓が受け止めた途端、そこで貴方の意識はとぎれてしましました。
目を覚ませばそこは四角い白い部屋です。
窓はなく、扉と、机、それに本棚が見えます。

白瀬 楓 「だいじょうぶ?」

KP 声を掛けられた方向を見れば、白いウェディングドレスに身を包んだ楓がいました。

初村慶一郎 「……あ、ああ、いや、大丈夫だ」

KP 楓は貴方の方を見てこてんと首をかしげます。

白瀬 楓 「え、けーいちろーくん、その恰好どうしたの?」

KP 貴方が自分の体を見てみれば、タキシードに身を包んでいます。
突然見知らぬ部屋、直前の記憶、覚えのない服装にSANC(0/1)です。

初村慶一郎 CCB<=64 SANチェック (1D100<=64) > 27 > 成功
「その、なんだ、お前自分の格好もだな」

白瀬 楓 「わあ、びっくり」
CCB<=42【SAN値チェック】 (1D100<=42) > 95 > 失敗

system [ 白瀬 楓 ] SAN : 42 → 41

白瀬 楓 「ん、でもにあってるね」

初村慶一郎 「……動き辛いだけだ」

白瀬 楓 「うーん、それはそうかもしれない」

初村慶一郎 「それよりまた妙なことに巻き込まれてないか?」

白瀬 楓 「こまった」
「そういえばここにくるまえわたしがもうひとりいた気がする」
「けーいちろーくんなにかしってる?」

初村慶一郎 「いや、俺もよくわからん……指輪がどうのって話はしたが」

白瀬 楓 「ん、こわい」

初村慶一郎 「……はあ、地道に調べていくしかないな……」

白瀬 楓 「がんばる」

KP 探索箇所:お互い/机/本棚/扉

初村慶一郎 えーとじゃあ本棚!!いきます!!

KP 見てみればどれも結婚に関する本のようです。
目星をどうぞ

初村慶一郎 CCB<=70 目星 (1D100<=70) > 17 > 成功

KP 一冊だけ本がはみ出しているのが分かります。
様々な国の結婚式の文化について書かれた本のようです。
手にとると、開き癖がついていたようで本が開きます。
そこを見れば〈サムシングフォーについて〉と書かれていました。
見ますか?

初村慶一郎 みます!

情報

KP --〈サムシングフォーについて〉--
サムシングフォーとは、欧米の結婚式にまつわる風習の一つです。
以下の4種類のものを花嫁が身に着けると幸せになれるといわれています。

サムシングニュー(SomethingNew)
何か一つ新しいものです。新しいものなら何でもいいですが、白いものが一般的です。
サムシングボロ―(SomethingBorrowed)
何か一つ借りたものです。幸せな結婚生活を送っている友人や、隣人から借り、その幸せにあやかるとされます。
結婚式の中座に家族などから借りることもあります。ハンカチやアクセサリーを借りるのが一般的です。
サムシングオールド(SomethingOld)
何か一つ古いものです。花嫁の母親や祖母が身に着けていた、先祖代々伝わっている宝飾品が一般的とされています。
母親や祖母が結婚の時に使っていたヴェールやレース、リボンなどの飾りを使用されることもあるようです。
サムシングブルー(SomethingBlue)
何か一つ青いものです。聖母マリアのシンボルカラーである青、純潔を表しています。

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白瀬 楓 「なにかあった?」

初村慶一郎 「ん、ほら。サムシング……何?なんか、そういう文化があるらしい」 本を渡します

白瀬 楓 「へー。あ、なんかサムシングブルーだけきいたことある」

初村慶一郎 「ほー、俺は全部初耳だな……」

白瀬 楓 「ん、日本じゃやらない気がする」

初村慶一郎 「そうなのか。まあ、海外の文化だろうしな」

白瀬 楓 「ん、ここにつれてこられたのと関係あるのかな?」

初村慶一郎 「……だろうなあ、この格好からして……」

白瀬 楓 「んん、でもベールがまえにあるとまえが見にくい。ごめんねけーいちろーくん、あげてくれる?」

初村慶一郎 「おう」

白瀬 楓 「えへへ、ありがと」
「ほかになにかあるのかな」(きょろきょろ

初村慶一郎 よーし机いこう

KP 紙が1枚と箱がひとつ置かれています。
どちらを先に見ますか?

初村慶一郎 紙…かな…

KP 『ここは幸福な二人のための場所。教会までに準備をどうぞ。新しいものはその箱の中に』
と書かれています。

白瀬 楓 「教会までのじゅんび」(うしろからのぞく)

初村慶一郎 裏は!!!!!!

KP な~~~んもかいとらん

初村慶一郎 ハイ…
「箱に何か入ってるのか……?」あけます!

KP あ~~幸運どうぞ

初村慶一郎 CCB<=65 幸運 (1D100<=65) > 75 > 失敗

白瀬 楓 CCB<=75【幸運】 (1D100<=75) > 30 > 成功

KP 貴方が中身を確認しようとする寸前、楓が何かを見つけたようです。

白瀬 楓 「けーいちろーくん、なにか張り紙はってる」

初村慶一郎 「うん?」

KP 『純白の新しいものを思い浮かべて蓋を開けて。チャンスは1度きり』
と書いてあります。

初村慶一郎 「……だと」

白瀬 楓 「しろいの?しろいの…」

初村慶一郎 「まあ、無難に白いハンカチとかでいいんじゃないのか?」

白瀬 楓 「ん、じゃあ白いハンカチを思い浮かべてあければいいのかな?」

初村慶一郎 「そうらしいな」

KP では白いハンカチを思い浮かべたうえで箱をあけるということでよろしいでしょうか。

初村慶一郎 はい!

KP では思い浮かべ、箱を開けるとそこには本当に白いハンカチが入っていました。

白瀬 楓 「わーほんとにでてきた」

初村慶一郎 「これでよかったのか?」ハンカチを楓ちゃんに渡します

白瀬 楓 「わかんない」受け取ります

KP じゃあ扉に向かいます?それともお互い見ときます?

初村慶一郎 お互いみときましょうか…

KP では貴方は、先ほど確認したとおり、タキシードに身を包んでいます。
また、タキシード以外に左手の中指に大ぶりのダイヤがついた指輪がついています。

白瀬 楓 「わあ、おっきいダイヤモンドのゆびわ」

初村慶一郎 「ああ、これさっきのやつか。外れないんだよ」

白瀬 楓 「ええ、こわい」
じゃあ手にとって指輪抜こうとしてみようかな
「わあ、ほんとにとれない。接着剤ついてるみたい」

初村慶一郎 「だろ?……まったく、この石も今となっては本物か怪しいもんだ」

白瀬 楓 「ん、たいへん」

初村慶一郎 扉…見に行くか…

KP 楓はウェディングドレス着てる!おわり!(一応)

初村慶一郎 ハイ!!!

KP 扉にいくと、張り紙が一枚貼られています。
『あの人から借りて』とかかれています。

白瀬 楓 「あのひとってだれ?」

初村慶一郎 「誰かいるのか?」

KP 扉を開けますか?

初村慶一郎 一応ききみみ…

KP どうぞ

初村慶一郎 CCB<=80 聞き耳 (1D100<=80) > 5 > 決定的成功/スペシャル

KP え~~~!!!何も聞こえません!!!!!!クリチケ!!!!!!!

初村慶一郎 ハアイ!!!!
開けます!!!!

KP 部屋に入ればそこは先ほどよりも異質な空間でした。
大勢の人間が一人ずつ丁寧に一人掛け用の椅子に座らされ、それが丁寧に部屋全体に並べられています。
貴方は近くの人間に目をやるでしょう。
人間だと思っていそれは瞳をまっすぐ目の前に向けており、まばたきひとつしません。
よくみてみればそれが良くできたマネキンであることが分かりました。異様な光景にSANC(0/1)

探索箇所:マネキン/扉

白瀬 楓 CCB<=41【SAN値チェック】 (1D100<=41) > 73 > 失敗

初村慶一郎 CCB<=64 SANチェック (1D100<=64) > 69 > 失敗

system [ 白瀬 楓 ] SAN : 41 → 40
[ 初村慶一郎 ] SAN : 64 → 63

白瀬 楓 「わあ怖い…」

初村慶一郎 「ここまで良くできていると不気味だな」

白瀬 楓 「ね、こわい」

初村慶一郎 近づきつつマネキンを調べます!

KP マネキンを見て行けばそれは一体一体膝の上に何かを置いています。
それはハンカチだったり、ネックレスだったりと様々です。
貴方はこの部屋が『サムシングボロ―』を得る部屋だと思うでしょう。
目星をどうぞ

初村慶一郎 CCB<=70 目星 (1D100<=70) > 22 > 成功

KP マネキンの中に一人、知った顔があります。
貴方の知り合いに良く似せて作られたマネキンは、その人物が普段よく持っている物を手に持っています。
誰にする?

初村慶一郎 え~~~だれにしよかな…
じゃあ八瀬くんで…

KP じゃあ八瀬君のアクセ…アクセもってなさそうだな、またハンカチでいいか を手に入れられました。

白瀬 楓 「これやせ君からとってきたのかな…?」

初村慶一郎 「まさかな……」これも渡します

白瀬 楓 「わあ、ハンカチいっぱい」受け取ります
「なんかけーいちろーくんとわたし結婚するみたいな感じだね、なぞがふかまる」

初村慶一郎 「そいつは困るな……まったく、どこのどいつがこんな悪趣味な……」

白瀬 楓 「ん、こまるのかあ…いや、確かにこまる…こまるけど…」(スン)(小声)

初村慶一郎 「そりゃあそうだろ。ほら、さっさと出るぞこんな所」扉を見に行きます!

白瀬 楓 「ん」

KP 張り紙が一枚貼られています。
『古いものを探して』

白瀬 楓 「今度はふるいの」

初村慶一郎 「……次は普通の部屋にしてくれよ……」
扉をあけます!

KP 部屋は床も壁も白いですが、壁一面に棚と部屋全体にびっしりと宝石店のようなガラスケースが並べられています。

探索箇所:棚/ガラスケース/扉

白瀬 楓 「わーすごい」

初村慶一郎 「目がちかちかするな……」

白瀬 楓 「ちかちか」

初村慶一郎 「普段見慣れんものだからな……」棚みにいこ!

KP 棚はすべて沢山の引き出しがついており、一つ開ければ中に箱が入っています。
どの引き出しにも中に箱がひとつ入っており、そのどれも古い何かが入ってそうです。
目星をどうぞ

初村慶一郎 CCB<=70 目星 (1D100<=70) > 46 > 成功

KP 引き出しの一つを開ければ、その中には一つの箱が入っています。
貴方は何故かそれに妙な魅力を感じてその箱を手に取り開けました。
中には1枚の写真と指輪が1つ。
写真は小さい頃の自分と、両親が写っています。
指輪を見れば、内側に貴方の母親の名前が彫られていました。

白瀬 楓 「むむ、きれいな指輪」

初村慶一郎 「……これも本人から取ってきたんじゃあるまいな……」

白瀬 楓 「?しってるひとの指輪?」

初村慶一郎 「ああ、うちの母さんらしい」渡します

白瀬 楓 「わあ、それは困るね。もってていいの?」

初村慶一郎 「サム何とかだとしたら花嫁役が持つモンなんだろ?」

白瀬 楓 「たしかに、だいじにもっとく」

初村慶一郎 よーーしガラスケースだ!!!

KP ガラスケースには宝石店のようにたくさんのジュエリーが綺麗に陳列されている。
しかし、そのどれもが使い込まれている古いものだというのが分かります。
目星をどうぞ。

初村慶一郎 CCB<=70 目星 (1D100<=70) > 48 > 成功

KP ガラスケースの中にはガーネットのブローチがありました。

白瀬 楓 「あ、それおばあちゃんやつ、なんでここにあるんだろ」
「これも…とってきたやつ…?」

初村慶一郎 「……まったく、盗品だらけじゃねえか」

白瀬 楓 「ん、こまる。これおじいちゃんからもらったらしいから…」

初村慶一郎 「じゃあ楓が持っておくべきだな」

白瀬 楓 「ん、もらっとく」
「これね、『貴方が結婚するときに渡すわね』っていわれた、んだけど…んん、だからちょっと間違ってな…んん、いやでも実際結婚するわけじゃないし…」
「あたまが混乱してきた」

初村慶一郎 「まあ、どっちにしろ本人に返さなきゃだろ」

白瀬 楓 「ん、たしかに」

初村慶一郎 よーーし扉だ!!!!

KP 張り紙が一枚貼られています
『特別な青いものを探して』

白瀬 楓 「もうこれはあれだよ、あれ」

初村慶一郎 「だろうな……」ため息をつきつつ開けます!

KP 部屋を開けると、そこは床も壁も青い部屋です。
部屋には同じように青い衣装がずらりと並べられています。

探索箇所:衣装/扉

白瀬 楓 「わーまっさお」

初村慶一郎 「はあ、ご苦労なことで……」衣装を見に行こう!

KP 青いリボンタイに青いネクタイ。青いシャツに青い靴下に青い革靴。どれもこれも青い衣装です。
知識をどうぞ

初村慶一郎 CCB<=55 知識 (1D100<=55) > 100 > 致命的失敗

KP あ~~~~じゃあびりっと…青いスーツがやぶけた

初村慶一郎 「あ」

白瀬 楓 「あっ」

KP そして動揺してひっかかって転んだので1ダメージです

system [ 初村慶一郎 ] HP : 10 → 9

白瀬 楓 「わわ、だいじょうぶ?」
(手をひく

初村慶一郎 「あ、ああ、悪い」
「やはり動きにくい服は得意じゃないな……」

白瀬 楓 「ん、こっちも動きにくい」
「無駄に露出してるのに」(スン

初村慶一郎 「俺より大変そうだよな」

白瀬 楓 「ん、たいへん」

初村慶一郎 じゃあ青いネクタイを手に取ります!

KP はあい、でもその前に楓も知識ふっておこうかね

白瀬 楓 CCB<=70【知識】 (1D100<=70) > 77 > 失敗

KP じゃあ青いネクタイをとるということで

初村慶一郎 ハイ…

白瀬 楓 「ん、でもネクタイだとわたしがもってるとおかしいのかな」

初村慶一郎 「そうだな……花嫁が身に着けるものというとここにはなさそうだが……」

KP ん~~~そうだな、目星-20ぐらいでどうぞ

初村慶一郎 CCB<=50 目星-20 (1D100<=50) > 88 > 失敗

白瀬 楓 CCB<=65【目星】 (1D100<=65) > 21 > 成功
「んー、あっガーターリボン?だっけ?がある」

初村慶一郎 「ガーターリボン?」

白瀬 楓 「ん、足につけるやつ」

初村慶一郎 「へえ、そんなのがあるのか」

白瀬 楓 「ん、まあつけても隠れるけど…」
「どっちにしよう」

初村慶一郎 「花嫁につけるもんならリボンのほうが当たってるんじゃないのか?」

白瀬 楓 「ん、たしかに」
「つけるとなるとドレス部分かなりあげないといけないからたいへん、もってるだけでいっか」

初村慶一郎 「そうだな。さて次は……」扉にいくぞーーー

KP 張り紙が一枚貼られています。
『この世に一つしかないものをお互いに』

白瀬 楓 「?」

初村慶一郎 「そんなものあるのか……?」
「少なくとも俺はもってないな……」

白瀬 楓 「ん、べつにいまなんにももってない」

初村慶一郎 「とはいえここに居るわけにもいかんな……行くか」開けます!!

KP 扉を開けると、先ほどとは違い外につながっていました。
空には美しい星空が広がっており、月の光がまぶしいです。
柔らかな風が貴方達の頬を撫でるでしょう。
目の前には一本の道がのびており、その周りには終わりの見えない花畑がひろがっています。
道の途中には一つの白い小さな建物と、奥に教会があるのが見えます。

白瀬 楓 「わーおはなばたけ」

初村慶一郎 「……大抵こういうところはロクな所じゃないんだ。はあ……」

白瀬 楓 「ん、それはそうかもしれない」

初村慶一郎 「まったく……」ぶちぶちいいながら教会まで向かいます

KP 白く小さな教会です。
扉に張り紙が貼られています。
『揃いの交換するものをお持ちのお二人で扉をお開きください』
あけてみます?

初村慶一郎 「揃い?何か持ってるか?」

白瀬 楓 「もってない」
「どこかにあるのかな?」

初村慶一郎 「今まで通ってきた部屋にそれらしきものは無かったが……」

白瀬 楓 「あ、でもここにくるまでに小屋があったからそこにあるかもしれない」

初村慶一郎 「成程、行ってみるか」 むかいまーす

KP こじんまりとした小さな白い建物です。
扉に張り紙が貼られています。
『ここで揃いの交換するものを作り、最後の準備を行ってください』

白瀬 楓 「つくるんだって、びっくり」

初村慶一郎 「そこまで器用じゃないんだがな……」

KP 入りますか?

初村慶一郎 はいります…

KP 中に入ると白い木製の机とその上に白いかご、白い棚があり、清潔な印象を覚えます。
壁には数本のろうそくが飾られています。
どうやら明かりはこのろうそくの光と、窓からの月灯りのみのようです。

探索箇所:机/棚

白瀬 楓 「ちょっとくらい」

初村慶一郎 「そうだな……作業に支障がないといいが……」机をみます!!

KP 机の上にはメモが1枚、本が1冊、白いかごが二つあります。
メモには交換するものの作り方と書かれており、以下作り方が書かれています。

情報

KP --〈交換するものの作り方〉--
1:カタログから交換したいものを選ぶ
2:贈りたいものに書かれている材料を花畑から選び摘み取る
3:摘んだ花を白いかごに入れ、月明りに照らす
4:交換したい相手のことを強く想いながら花に息を吹きかける
これであなただけの特別なもののできあがり。
--

メイン

KP メモには少し余白があり、ふわりと柑橘系の良い香りがします。
アイデアをどうぞ

初村慶一郎 CCB<=80 アイデア (1D100<=80) > 23 > 成功

KP 余計な余白部分はあぶり出しなのではないか?と思いつきました。

初村慶一郎 なるほど ろうそくにかざしてみよう

情報

KP 『永遠の指輪の作り方と使用方法』
1:相手を想い花畑から1輪選び花を摘む
2:相手を想いながらそれに息を吹きかける
相手の左手薬指に作った指輪をつければ貴方とその人は永遠に一緒。指輪はどの指にはまっても二度とはずれることはない
注意1:必ず左手薬指に着けること。1度でも間違えれば永遠に貴方は不幸になります
注意2:『交換するものの作り方』で作ったものを交換するとこの指輪の効力は消えます
注意3:指輪の製作者が死んでも指輪の効力は消えます

メイン

白瀬 楓 「?あぶりだし?」

初村慶一郎 「こいつか……」しかめっつらで紙を見せます

白瀬 楓 「わあ、こわい」

初村慶一郎 「後味の悪い物を嵌めてくれたもんだ」

白瀬 楓 「んん、はずれないかなあ」(ぐいぐい

初村慶一郎 「ああ、楓と俺が何か作れば効力は消えるらしい」

白瀬 楓 「ん?あ、ほんとだ」(上を見る
「じぶんでつくらなくていいんだ、ちょっとほっとした」

初村慶一郎 「さすがに職人じみたことはできないからな」

白瀬 楓 「ね」

初村慶一郎 「カタログか、本棚にあるといいが」 見に行きます

白瀬 楓 「ん、本置いてるけどこれだったりするのかな」

初村慶一郎 「ん?」

KP 交換するもの素材一覧カタログと表紙に書かれた本。
中を開ければ作りたいものと、素材一覧が載っています。

情報

KP --〈交換するもの素材一覧カタログ〉--
指輪:贈りたい相手に似合う花1輪/銀貨1枚
ピアス:花を2輪/金の糸ひと巻き
ネックレス:花を3輪/金のリボン1本
ヘアピン:花を3輪/貝殻1枚
ナイフ:花を1輪/鹿角1本
拳銃:花を6綸/銀の弾丸1発…など

メイン

KP など…なのでまあまあ何でも材料さえあれば作れます。

初村慶一郎 「割と自由が利くな」

白瀬 楓 「ん、すごい」
「なにつくろう?」

初村慶一郎 「無難にヘアピンでいいんじゃないか?」

白瀬 楓 「けーいちろーくん、ヘアピンつける?」

初村慶一郎 「ああ、タイピンの代わりにすればいい」

白瀬 楓 「なるほど、かしこい」

初村慶一郎 「材料集めてくるか……骨が折れるな」

白瀬 楓 「んと、ヘアピンは花と貝殻…」
「貝殻、あるのかな?棚とか?」

初村慶一郎 「探してみるか」 棚みにいきます!

KP 中には色とりどりのリボンや、アクセサリーなど、『交換するもの』を作るための材料が入っています。
貝殻はわかりやすいところに置いてあるでしょう、それはそれとして目星をどうぞ

初村慶一郎 CCB<=70 目星 (1D100<=70) > 59 > 成功

KP 棚の奥に小さな箱が2つあることに気づきました。

初村慶一郎 取り出そう

KP 手のひらサイズの小さな箱です。
中にはそれぞれ銀貨が1枚ずつ入っています。
知識をどうぞ

初村慶一郎 CCB<=55 知識 (1D100<=55) > 94 > 失敗

白瀬 楓 「ん、銀貨?」

初村慶一郎 「ああ、これも材料だろうな」

白瀬 楓 CCB<=70【知識】 (1D100<=70) > 12 > スペシャル
「ん、6ペンス銀貨だ」
CCB<=70【知識】 (1D100<=70) > 31 > 成功
「んとね、たぶん材料じゃないとおもう」
「結婚式で花嫁の左側のくつに6ペンス銀貨をいれれば幸せになれるんだって」

初村慶一郎 「へえ、色々あるんだなその手の話」

白瀬 楓 「やっぱり結婚するんならみんなしあわせになりたいのかな」

初村慶一郎 「そりゃあそうだろ」

白瀬 楓 「ん、たしかに」

初村慶一郎 「戸籍を汚してまで不幸になりたい奴なんか、とんだ阿呆だぞ」

白瀬 楓 「そ、そういわれると結婚するのこわいかもしれない」
「ん、予定はぜんぜんないけど」

初村慶一郎 「おう。じゃあ次は花だな。外にいけばあるか」

白瀬 楓 「ん、花畑あった」

KP 花畑に向かいますか?

初村慶一郎 貝殻をカゴに入れてから行きます!

KP はあい、では花畑へ
色とりどりの様々な花が咲いています。
知識もしくは博物学をどうぞ

初村慶一郎 どっこいどっこいだな…
CCB<=55 知識 (1D100<=55) > 29 > 成功

KP やった~
春夏秋冬てんでばらばらな花が生えています。
日本にはないものまであり、どうやら探せばどんな花でもあることがわかります。

初村慶一郎 「3輪だったな」つみつみ

白瀬 楓 「いろんな花がいっぱい、きれい」

初村慶一郎 「詳しければもっと楽しめたんだろうな」

白瀬 楓 「ん、たしかに」
「でも名前わかんなくてもきれいなことにはかわらないからね、うんうん」

初村慶一郎 「ああ、そうだな」

白瀬 楓 「ん」
花をつみつみ

初村慶一郎 「よし……で、月明かりに照らすんだったな」

白瀬 楓 「ん」

初村慶一郎 光が良く当たってる場所に籠をおきます

KP 月明りに照らせば、その花たちの周りがキラキラと瞬きだします。
貴方は楓のことを想いながらその花に一息かけまたことでしょう。
すると花たちは少しずつ発光していきます。
ぱちぱちと色鮮やかに輝いたかと思うと最後に一瞬強く白い光を発し、貴方はそれに一瞬目を閉じてしまいます。
次に目を開ければ光は少しずつ弱まり、白いかごの中にはピンが入っていました。
それを確認した直後、妙な倦怠感が貴方の体を襲いましたが、それは一瞬のことでした。
楓は嬉しそうにかごの中を見て喜んでいます。

白瀬 楓 「わーすごい、まほうみたい」

初村慶一郎 「……?」肩を回したりして体の具合をたしかめてます

白瀬 楓 「ん、あ、でもちょっとだるいかも」
「ふしぎ」

初村慶一郎 「楓もか?まあ、動けない程ではないが……」

KP と、いうわけであなたはMPが残り6になります。
楓は8ですね

system [ 初村慶一郎 ] MP : 13 → 6
[ 白瀬 楓 ] MP : 15 → 8

初村慶一郎 「お、出来てる」

白瀬 楓 「ちょっとたのしい、えへへ」

初村慶一郎 「お前ほんとタフだな……」ピンをネクタイに留めます

白瀬 楓 「ん、これをあの教会にもっていけばいいのかな?」

初村慶一郎 「だろうな」あらためて教会にむかいます!

KP では教会に。
扉は開きそうです。開けますか?

初村慶一郎 あけます!

KP 教会内部は月明りにだけ照らされたとても静かな場所です。
どこか空気が澄んでいるように感じるのは建物の静けさとステンドグラスの美しさからそう感じるのでしょう。

神父 「お待ちしていました、お二人とも」

KP 声をかけられた方向を見れば、教会の奥に神父服を身にまとった男が1人立っていました。
よく見れば八瀬のようでした。
そしてなぜかここに来る前に楓が持っていた花束を持っています。

初村慶一郎 「……まあ、深く考えるのはよそう」

白瀬 楓 「こわい」

神父 「こちらの方がお二人にはふさわしいと思ったのですが…お気に召さなかったようで」

KP しかしそんな気にしていないようで、ゆっくりと微笑みました。

神父 「さて、これは貴方が用意したものでしょう。どうぞ、今度こそちゃんと渡してあげてください」

KP そういって花束を楓に渡しました。

白瀬 楓 「え、あっ…あ、ありがとうございます…?」
「…ん、ん-」
「ん、けーいちろーくん、これ、あげる」

初村慶一郎 「ん?」

白瀬 楓 「えと、くるまえに買ってた花束。渡そうと、おもってて…」

初村慶一郎 「俺にか?」

白瀬 楓 「ん」
「お花屋さん通ったら、きれいだなっておもって、リボンの色でその、けーいちろーくんの服思い出して、えと、ん、それで…」

初村慶一郎 「あ、ああ、そいつは、どうも……」
「いや、そうだな」 花をいくつかとってブートニアにして、花束は返します
「ブーケの代わりになるんじゃないか?」

白瀬 楓 「そういえばブーケはなかった、えへへ、うれしい」
「あ、えっと、でもこれ」

KP といって『慶一郎くんへ』と書かれたメッセージカードを渡されました。

初村慶一郎 「ん?」受け取ります

KP 『慶一郎君くんへ

 いつもお世話になってます。
 これからも仲良くしてくれるとうれしいです。

               楓より』
といったシンプルな文面のメッセージカードです。

初村慶一郎 「こんな改まらなくても当然だろ」
「それに、世話になってるのは俺の方だ」

白瀬 楓 「えっそんな覚えないよ?ものすごくおせわになってるし…」
「えへ、でも当然なのはうれしい、えへへ」

初村慶一郎 「……さて、その、次は何をすればいいんだ?」

神父 「それはもちろん、お二人の結婚式ですよ」

白瀬 楓 「や、やっぱりするの…?」

神父 「ここはそういう場所なので」

初村慶一郎 「まあ、真似事だろう」

KP 神父は主祭壇の向こうへと達、貴方達を前に立つように手で促します

白瀬 楓 「ん、あそこいくのかな」

初村慶一郎 「だろうな」

白瀬 楓 じゃあ向かいます、よいせよいせ

初村慶一郎 よいせよいせ

KP 貴方たちが並べば、神父は一度貴方達の姿を見ます。

神父 「ふむ、そろってはいますが少し違いますね。しかし習慣なんて二人の幸福の前では無意味なものでしょう」

初村慶一郎 「なら最初からさせるな」(小声)

白瀬 楓 「うーん、ざつ…」(小声

神父 「こほん」

KP 神父は一度目を閉じ、再度口を開きました。

神父 「新郎慶一郎、あなたはここにいる楓を、病める時も、健やかなる時も、富める時も、貧しき時も、そして、死が二人を分かつまで妻として愛し、敬い、慈しむ事を誓いますか?」

KP その言葉に貴方が返事をしようとしたとき、後ろから大きな物音がしました。
振り返ればそこには楓がいました。
その衣服はボロボロにやぶれ、体は傷だらけになっています。

白瀬 楓 「は、はわわ」

KP 貴方達が困惑していると、扉に立つぼろぼろの楓は顔を歪め叫びました。

白瀬 楓? 「なんで、なんでなんでなんで!!慶一郎さんはアタシと結婚するんだ!!!!なのに、なのにどうして、どうしてどうしてどうして何でそいつがいるんだ!!!!」

白瀬 楓 「え、えっだれ…?こわい」

初村慶一郎 「ああ、もしかしてこの指輪の……」

白瀬 楓 「な、なるほど」

KP さて
そう納得していると、その人物に異変が起こります。
顔の皮膚がずるりと落ち、床に肉が広がりました。
落ちた皮膚の下は肉や骨かと恐る恐る見ますがそうではありませんでした。
その下には決して整っているとはいいがたい、楓とは全く違う、似ても似つかない容姿の女がいました。
SANC(1/1d3)

初村慶一郎 CCB<=63 SANチェック (1D100<=63) > 8 > スペシャル

system [ 初村慶一郎 ] SAN : 63 → 62

白瀬 楓 CCB<=40【SAN値チェック】 (1D100<=40) > 59 > 失敗
1d3 (1D3) > 1

system [ 白瀬 楓 ] SAN : 40 → 39

白瀬 楓 「わ、わあ、こわい」

初村慶一郎 「……すまん、見覚えが無い」

白瀬 楓 「な、ないのにけーいちろーくんと結婚しようとしてるの?怖い」

「あ、あぁ、あぁあぁ」

KP 女は自分の頬に手をやり、呻いてます。
貴方達が戸惑っていると神父は一つため息をつきました。

神父 「あぁもう、邪魔が入りましたね」

KP そういってパチンと指を鳴らしました。
すると、呻いていた女の身体に残っていた楓の部分がじわじわと溶けていき、最後には女の容姿が全てあらわになります。

神父 「全くこんなところまで……」

KP そう神父がポツリとこぼしたとき、呻いていた女は再度声を荒げます。

「ア、アタシが慶一郎さんと結婚するんだ!!!」

KP そういって、女は懐からナイフを取り出し、貴方を見つめてきます。

「慶一郎さん、アタシと結婚してください。指輪だって受け取ってくれたじゃない。ね?」

KP そういって歪んだ笑顔を貴方に向けてきます。

「ほら、そんな邪魔な奴どっかにやろうよ。ね?死が二人を分かつまで、いっしょに、さ?」
「ね、ね、ね?アタシ、貴方と結婚したくて結婚したくてたまらなくて、ね?お願い、ねえ、ねえ!!!!」

初村慶一郎 「そういえば……」指輪を外そうとこころみます

KP 外れないですね

初村慶一郎 「ダメか、返そうと思ったんだがな」

「どうして返そうとするの、イヤイヤイヤイヤ!!!!アタシと慶一郎さんは、結婚するのに、したいのに、しなきゃいけないのに、どうして!!!」

白瀬 楓 「い、一方的なのはよくないと思う、なんにしてもお付き合いとか飛ばして結婚どうかとおもう、うん」

初村慶一郎 「ああ、せめて知り合いからだな」

KP その様子を後ろで見ていた神父が高らかに笑いだしました。

神父 「ふ、ふふふ!いいですねぇ!二人の結婚を阻む障害!貴方達にはいささか軽すぎる気がしますが…さぁ!二人で障害をぶっとばしてください!」

KP 戦闘開始です。

神父 「あ、武器とか必要だったりします?」(にこ…

白瀬 楓 「ぶ、武器とかもらってもあつかえない…」

初村慶一郎 「ああ、それに傷つけるつもりもないからな。多少痛い目にはあってもらうが」

神父 「ふふふ、そうですか、頑張ってください」

KP では楓からなんですけど…

白瀬 楓 こ、こぶしかな…
CCB<=50【こぶし】 (1D100<=50) > 76 > 失敗

KP では動きにくかったのでしょう、ふつうに空振りました
次は女の番です。ターゲットは楓固定です。

「あ、ああ、邪魔邪魔、邪魔なのよアンタ!!!!!!」
CCB<=25 ナイフ (1D100<=25) > 97 > 致命的失敗
で、ではこけてなにもできませんでした、次の技能に-10

KP 次は初村君の番です

初村慶一郎 組み付きます!

KP どうぞ!

初村慶一郎 CCB<=80 組み付き (1D100<=80) > 48 > 成功

KP 回避はしないでしょうね、どうします?

初村慶一郎 武器をとりあげます!!

KP はい、取り上げられました。

初村慶一郎 遠くへポイしときます

「あ、ああっあいつを、アイツを殺さないといけないのに、どうして…ッ!!!!」

初村慶一郎 「とりあえず落ち着け」

KP ばたばた暴れてますね、次は楓の番です。

白瀬 楓 「え、えっと、あの~、まずお友達になるところからはじめるとか…」
CCB<=75【言いくるめ】 (1D100<=75) > 43 > 成功

「う、ううっ」
「ううっ…ッ!!!!!!!!」
「そうかもしれない、でもだめよ、アンタの言うことなんて、聞けない聞けない…ッ!!」

KP というわけで交渉技能など、聞ける精神状態ではないようです。
女の番ですね

SCCB<=50 抵抗ロール (1D100<=50) > 30 > 成功

KP あ~では組みついた貴方を振りほどき、楓に向かっていきますね…

CCB<=50 こぶし (1D100<=50) > 75 > 失敗

KP が、立ち上がったばっかりだったので特にその拳は当たりませんでした。
初村君の番です。

初村慶一郎 女の子を殴る趣味はないんだよなあ…もっかい組み付きかな…

KP どうぞ

初村慶一郎 CCB<=80 組み付き (1D100<=80) > 35 > 成功

KP では組付けました

初村慶一郎 窒息狙いでいきます

KP はい

CCB<=66 CON*6 (1D100<=66) > 55 > 成功

KP ではまだ気絶しません。

「うう、うっ」(ちょっとうれしそう

初村慶一郎 「……女性ってこういう時ほんとタフだよなあ……」

白瀬 楓 「た、大変…」

KP では次楓の番です。

白瀬 楓 「ん、えっと、ご、ごめんなさい」(口をふさぎます

「ふぐっ」
CCB<=55 CON*5 (1D100<=55) > 62 > 失敗

KP では気を失いました。
戦闘終了です。

白瀬 楓 「ざ、ざいあくかん…」

初村慶一郎 「ふう。……まあ、怪我をさせるよりは穏便だ」

KP 床に倒れた女は一度呻いた後動かなくなりました。直後、拍手が起こります。

神父 「やぁやぁ素晴らしい。なんてすばらしいんだお二人とも!目の前の苦難を二人の力を合わせて解決していく!初めての共同作業……というわけでもないでしょうが…いやはやなんとも素晴らしい!」

KP そう、神父は声をあげ、指をパチンと鳴らしました。
すると、先ほどまでいたはずの女の姿はなく、床に落ちたはずの肉も、彼女の血もまるで最初からなかったように消えていました。

白瀬 楓 「そういえば、に、似たようなことやったきがする…」

初村慶一郎 「最初からこうしてくれ」(ため息)

神父 「いえいえ、やはり障害というものがなければおもしろくありませんからね」

白瀬 楓 「め、めいわく…」

初村慶一郎 「はあ……とんだ茶番だな……」

神父 「さてさて、ここからクライマックス。先の返事がまだでしたね。それでは慶一郎。死が二人を分かつまで。貴方は今隣に立つ楓を愛し、敬い、慈しむ事を誓いますか?」

初村慶一郎 「はいはい……もう好きに解釈してくれ……」

神父 「ふふふ、照れてます?」

初村慶一郎 「心の底から疲れているだけだ……」

神父 「ふふ、さて、新婦楓、あなたはここにいる慶一郎を、病める時も、健やかなる時も、富める時も、貧しき時も、そして、死が二人を分かつまで夫として愛し、敬い、慈しむ事を誓いますか?」

白瀬 楓 「んと、えっと、ち、ちち、誓います……」
「えへへ、ちょっと言ってみたかった」

神父 「それでは、世界に一つだけの貴方達のための交換を」

KP そういって先ほど作ったものの交換を促してくるでしょう。

初村慶一郎 じゃあピンを外して渡します

白瀬 楓 「ん、ありがとう」
「じゃあはい、これ」っていって渡します

初村慶一郎 「おう」 ネクタイにつけます

白瀬 楓 「わたしもつけちゃお、えへへ」

KP 交換が終わった瞬間、貴方の指からスルリと楓ではなく…あの気味の悪い女からつけられた指輪が落ちました。

白瀬 楓 「あ、はずれた」

初村慶一郎 「やっとか……」

白瀬 楓 「ん、よかった」

初村慶一郎 「ああ、指ごと切り落とすところだった」

白瀬 楓 「そ、それはよくない」
「はずれてよかった…」

初村慶一郎 「冗談だ」

白瀬 楓 「えっ」
「むむむ」(頬を膨らます

神父 「さて、お取込み中すいませんが、誓いのキスを」

白瀬 楓 「えっそれもするの?」

初村慶一郎 「さすがに悪ふざけが過ぎないか?」

神父 「あたり前じゃないですか。結婚式ですよ?」
「ああ?もしかして二人きりじゃないと恥ずかしかったりします?」

白瀬 楓 「そ、そういう問題じゃぜんぜんない」

初村慶一郎 「ふざけたことを抜かすな」

白瀬 楓 「こ、こまった」

初村慶一郎 「……どうせやらないとここから出す気もないんだろう」

神父 (ニコニコ)

初村慶一郎 盛大に舌打ちして楓ちゃんの指先にキスします
「これで満足か?これ以上はする気はねえぞ」

白瀬 楓 「あ、あわわ」
「あうあう」

神父 「まあ、いいでしょう。これ以上は野暮ですしね」

KP そういって一度手を打ちます。
パン!と軽い音が教会内に響いたかと思えば、貴方達の視界がぐらりと揺れました。

神父 「それでは二人にとっての良い生を。美しいハッピーエンドが私は好きですよ」

KP そう、神父の声が響きました。
目を開けるとそこは先ほどいた場所で、貴方は楓を下敷きにして道路に倒れています。
道行く人たちが貴方達を見ましたが、無事であることが分かれば皆家路へと足早に過ぎていきました。

白瀬 楓 「だいじょうぶ?」

初村慶一郎 「す、すまん」
急いで起き上がります

白瀬 楓 「ん、けーいちろーくんが無事ならよかった」

KP 周りには先ほどの様子のおかしい楓はおらず、お互いに服も元の服を着ているようです。
ただ手の中には先ほど作ったヘアピンを握っていました。

初村慶一郎 「……とんでもない目にあったな……」

白瀬 楓 「…」
「…ん、けーいちろーくんごはん食べちゃった?」

初村慶一郎 「いいや?」

白瀬 楓 「やった、じゃあごはんたべにこ、えへへ」

初村慶一郎 「……毎度思うが、本当にタフだな」

白瀬 楓 「ん-とね」
「けーいちろーくんは嫌だったかもしれないけどえへへ、ちょっとたのしかった」
「きれいなウェディングドレス着れたのがね、たのしかったの。女の子の永遠のゆめだからね」

初村慶一郎 「……そうか。次はもっとマシな着方ができるといいな」

白瀬 楓 「ん、あっ」

KP そう言ったあと、さきほど体験した奇妙な場所で受け取った花束を渡してきました。

白瀬 楓 「あ、そう、はい、さっきもわたしたけど花束」
「ん、メッセージカードもう読まれちゃったけど…えへへ、今後もよろしくね」

初村慶一郎 「ん、あ、ああ……」受け取ります

白瀬 楓 「ん、じゃあごはんたべにこ」(服をひっぱる

初村慶一郎 「おう」 ひっぱられてついてく

KP そうして隣に並び、ゆっくりと料理屋へ向かいます。
そうやって、隣同士並んで、これからも一緒にいるのでしょう。
その形が変わっても、変わらなくても。
クトゥルフ神話TRPG「結婚するにはまだはやい!?」
END1【結婚するにはまだ早い…?】
終了です、お疲れさまでした!!!

初村慶一郎 お疲れ様でした!!!!!!!!!

KP エンド1:1d5
サムシングフォーがそろっている:1d4
『AF:たった一つのヘアピン』
この世でたった一つの相手からの贈り物。身に着けていたり、使用したりするとき対応する技能成功値+5
ヘアピンだとなんだろうな…アイデアに+5でもしこっか

初村慶一郎 1d5+1d4 (1D5+1D4) > 4[4]+2[2] > 6

system [ 初村慶一郎 ] SAN : 62 → 64

白瀬 楓 1d5+1d4 (1D5+1D4) > 5[5]+4[4] > 9

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