結んだ赤い糸の先を教えて

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KP クトゥルフ神話TRPG「結んだ赤い糸の先を教えて」
はじめていきます。よろしくおねがいします。

影山蔵人 よろしくおねがいします!

KP まだまだ寒い冬のしかし晴れたある日。
貴方は探偵事務所の雑貨品を買うため、那月が最近雑誌で見たという、フリーマーケット会場につれてこられてきました。
いえ、正確には所長に頼み込まれてきました。
フリーマーケットというものの、どうやら近くの商店街も協力しているらしく、普段は商店街で営業をしているような店も各スペースで様々な物を売っています。

壱原 那月 「お~~~人いっぱいやん」

影山蔵人 「この時世に随分な事だな、適当にイチャモンでもつけて値引きさせよう」

壱原 那月 「安く買わんとな~~!」

影山蔵人 「とはいえ品は手配しないと所長が煩いだろうな… 必要な物は…」

KP 目当ての欲しい物があれば【目星】で発見することが出来る。【値切り】【交渉技能】なら通常値で、【アイデア-20】【幸運-20】【知識-30】【APP×3】などの技能に成功すると値段を下げてもらったり、値段が下がらなくてもオマケを付けてもらえたりする。
なんだろう…掃除用品とかカナ

影山蔵人 ではとりま目星つけよか

KP 目星どうぞ!

影山蔵人 CCB<=76 【目星】
Cthulhu : (1D100<=76) > 21 > 成功

KP 余裕の成功です お目当てのものを見つけられました

影山蔵人 言いくるめで交渉できませんか!

KP いけます!!!!!

影山蔵人 「店主さんよ、傷が入ってるんだが違うやつに代えて貰えるか? ……いや、そりゃそっちも処分に困るか。」
「ひとつ引き取りだと思ってお得にしちゃくれないか? そっちも傷物の元手くらいは取れた方がいいだろう。」
(★もちろん傷は大体どんなものにでも入ってるような製造上のヤツだ──!)
CCB<=65 【言いくるめ】
Cthulhu : (1D100<=65) > 21 > 成功

お店の人 「え、ええ…ん~まあ、確かに…?」
「じゃあこれぐらいでどう…?」(結構安くなりました)

壱原 那月 「傷もんだしなあ~それぐらいにはなるよなあ」(ニッコニコ

お店の人 (おろおろ)

影山蔵人 「話が分かって助かるよ…なに、こっちは使えればいいんだ…互いにWINWINという事でひとつ。」(いけしゃあ)

KP 大変お安く買えました 相場より多分だいぶ安い

影山蔵人 ヨシ!!!!

壱原 那月 「え~っとあとなんか花瓶やっけ?割ったか割れたか忘れたけどさがしといてって言われたような言われてんような」
CCB<=75 目星
Cthulhu : (1D100<=75) > 13 > スペシャル
「あったあった」

影山蔵人 「花なぞ飾って見栄える様な事務所でもない気がするが、俺達が気にする様な事でもないか」

壱原 那月 「お姉さん、これちょい欠けてへん?」
「いやまあ別に欠けててもいいんやけどさ~、安くしてくれへん?なっ?」(面倒な客代表①)
欠けてるように見えるデザインなんだろうなあ 花瓶
CCB<=75 言いくるめ
Cthulhu : (1D100<=75) > 17 > 成功

影山蔵人 「ふむ…面倒な客も居るだろう。 この機会に捌けておくのが賢明だな。」(面倒な客代表②)

お店の人2 「は、はい、そ、そうですね…」

KP そういうデザインとわかっておらず多分売っていたのでしょう、かなりお安かったんですがさらにお安くなりました。

壱原 那月 「ありがと、おねーさん」

影山蔵人 「君も手を切らない様に気を付けろよ、割れ物だからな」(いけしゃあ②)

お店の人2 「は、はい!ありがとうございます」

KP そんなかんじでフリーマーケット会場を回っているうちに気が付きましたが、どうやら物を売る店だけが並んでいる訳でもないようです。中にはスペース内で大道芸や楽器演奏などの芸を売っている者もいれば、占いや人生相談などを行っている者もいます。
貴方と那月がそういったイベント独特の雰囲気を楽しみながら歩いていると、急にふたりの目の前に黒いローブを被って様々なアクセサリーを身に着けた怪しい人物が進路を塞ぐように立ちはだかって来ました。
じろじろと全身を見回された貴方達が怪訝に思っていると、その怪しい人物は突然大声で貴方達に向かって叫びました。

占い師 「なんということだ!お前さんたちふたりの運命は今後決して交わることはない!いずれは悲劇的な破局を迎えることになると、このアーティファクトが証明している!歪んだ運命をそのままにしておけば恐ろしい災いが降りかかるだろう…!」

KP そして何事かをぶつぶつ呟いた後にそのまま凄まじい速さで立ち去ってしまいました。

影山蔵人 「何だあれは、名誉棄損で金をとれそうだな…あまり持ってるようには視えなかったが」

壱原 那月 「占い師って金持ってなさそうやし~」
「しっかし破局の運命だってさ、知っとった?」

影山蔵人 「知らんな、まぁ…何時刺されてもおかしくはあるまい。 訪れるならその類だろうよ。」

壱原 那月 「たしかにな~」
「変なのに会ったら腹減ったやん、なんか食うべ、経費で」

影山蔵人 「そうだな…領収書が切れるかどうかは兎も角、何か探すとしよう。」

KP そんなこんなで貴方達が食べ物系の出店が立ち並ぶスペースに移動するものの売られている物の種類があまりに多くて選びきれないでしょう。
とりあえず貴方達は休憩するテーブルと椅子だけ確保します。

壱原 那月 「あ~なんかそれぞれ買ってくんべ」

影山蔵人 「解ったよ、じゃあまた後で」

KP 提案された通りになにか食べ物を買ってくることになりました。
なにか食べたいものはありますか?目星に成功で見つけられます。

影山蔵人 CCB<=76 【目星】
Cthulhu : (1D100<=76) > 67 > 成功

KP 見つけられました。何食べる?

影山蔵人 イカ墨パスタ

KP いかすみぱすたをでは手に入れられました。やきそばみたいな感じで持って帰れます

影山蔵人 「意外とあるもんだな…流石に食い物に値切りは出来んが、稀には好いだろう。」

KP 貴方が食べ物を確保し、確保したテーブルに戻ろうと、歩いていると非常に気になる光景が見えたため、とあるスペースの一角に視線が行ってしまいました。
紫色の布でテントが掛けられているのですが、そこで店番をしているのが人間ではなくなんと『猫』なのです!
すると猫が貴方の方に宝石のような瞳を向けたかと思うと一声「にゃあん」と鳴きました。
それはまるで貴方を呼んでいるように思えたでしょう。
貴方が確認してみると、その猫が立てている市で売っている物はどうやらアンティーク雑貨のようです。

影山蔵人 「………どういう状況だ、店主が席を外している…といった様子でもないが。」
(…怪奇な光景に足を止めると覗き込み)

KP そのまま猫に近づけば

ねこちゃん 「やあやあ、急に声を掛けてしまって申し訳ないねお兄さん」

KP 【アイデア】をどうぞ

影山蔵人 CCB<=55 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=55) > 63 > 失敗

KP 猫が人語しゃべってることしかわからない。

影山蔵人 「??????」

ねこちゃん 「やあやあこんにちは」

影山蔵人 「……あ、ああ。 どうも…」(何とも言えない表情で)

ねこちゃん 「ボクのこと、ちゃんと猫に見えてるんだよね?」

影山蔵人 「まごう事なき猫だな…親近感が湧くのは色くらいなものだな……」
(…未だ実感が湧かないのか、目元を指の背で擦った)

ねこちゃん 「親近感湧いてくれるのはありがたいね、いやなにちょっと声をかけたのはさ」
「ひとつ頼まれごとを引き受けてほしくてね?」
「勿論タダとは云わないよ、ここに置いてある商品の中で好きな物をお譲りしよう」

影山蔵人 「ふむ…アンティークか、ものによっては… いや、先ずは話を聴こうかね。」

ねこちゃん 「ボクの頼み事って言うのはね、少しの間だけボクに与えられた力を預かって欲しいんだ」
「実はボク、世間で云う所のキューピッドって奴でね」
「“運命の赤い糸”を管理する仕事をしているんだ」
「でもね、この力があるとなんだか気が重いし、今は休暇中なんだけどその力を持ってるとどうにも素直楽しめなくってねえ」
「だからボクが友人と会っている僅かな間だけその力を預かって欲しいんだ」
「それに、お兄さんには微弱な呪文になら耐性があるから肉体にも精神にも影響がなさそうだしね」
「どう?引き受けてくれない?」

影山蔵人 「頭を抱えたくなる様な単語が羅列されたな…どうするか。 実際その力を預かるとどうなる?」

ねこちゃん 「ふむ、じゃあ運命の糸について説明しておこうかな」

影山蔵人 「預かり物の内容は知っておきたいからな。」

ねこちゃん 「人と人の間には縁と運命を結ぶ糸があるんだけど、今回見えるのは恋愛に関する物のみだね」
「ただの縁として繋がっているのであれば糸は“白”のまま。糸が結ばれた相手と運命が繋がり始めた瞬間から“赤”く染まり始めるんだ。」
「そして今回お兄さんに預ける力は「運命の糸に干渉する」だね。この力をお兄さんの好きに使ってくれて構わないよ」

影山蔵人 「少女漫画じみてるな…大体概要は解った。 いや…正確にはまったく解らんが。」
「あまり身が制限される程の事でもあるまい、それで一品となれば得な仕事だ。」

ねこちゃん 「うんうん、もちろんその力を使ったことによるコストやペナルティなどは一切ないから安心してほしい」
「あーでも、真紅に染まった糸は完全に運命が定まってしまった状態なので干渉は不可能なんだよね~」
「どうやら引き受けてくれそうだね?」

影山蔵人 「いいだろう。 それで…どうすればいい?」

ねこちゃん 「じゃあさっそくだけどそこにある指輪を着けてくれないかな?」

KP 店先に並べてある商品の指輪を貴方に装着させると、そのままぷにっとした肉球で貴方の手に触れました。
今まで透明であった指輪の宝石の色が赤く染まったその瞬間から、貴方の視界が急激に変化するでしょう。

影山蔵人 「……!」

KP ――会場にいる人々の間に大量の糸が見えました。
それらの糸は全て小指に結ばれていますが、人によって結ばれている数や色はバラバラです。
綺麗な顔立ちをした若者から伸びる糸は複数あります。
その全てが白であったり、初々しい様子で手を繋ぐカップルの小指の糸同士は結ばれておらず、濃さが違う薄桃色に染まった糸がそれぞれ別方向に伸びていたり。
友人同士なのであろう複数人の同性グループのうちの2人の糸がほとんど赤く染まった状態で繋がっていたり。
そして、会場を歩く年の差カップルの間には真紅に染まった糸同士が繋がっているのが見えました。おそらくあの美しい真紅の糸が「運命が定まった状態」なのでしょう。
貴方は人の間では様々な運命が複雑に絡み合い、そして繋がっているのだと否応なしに理解させられてしまいます。
貴方の見ていた光景が運命の糸により一変してしまったことにより【1/1D3】の正気度を喪失します。

影山蔵人 CCB<=71 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=71) > 93 > 失敗
1d3
Cthulhu : (1D3) > 1

system [ 影山蔵人 ] SAN : 71 → 70

KP 猫は一時的とは云えども今は貴方が見ている光景から解放された喜びを表すかのように目を細めました。そしてどこか申し訳なさそうにしています。

ねこちゃん 「ふう」
「流石にこんな光景を毎日見させられてたら参っちゃうでしょ?」
「あ、でもボクが約束を破るってことは絶対にないから安心してね。そんなことをしたらお兄さんは気が狂ってしまうし、ボクは約束を破った代償に命を失ってしまうからね、それに猫は人間と違って約束を破らない生き物なのさ」

影山蔵人 「確かに、見続けてたら疑心暗鬼に拍車がかかりそうだ。」
「然し糸なんてのはポエミーな喩えかと思ったが…実際に糸とはな。不可思議な…」

KP 目を細めると、四足で立ち上がり器用にテントの幕を下しました。

ねこちゃん 「じゃあ1時間後にまたここに来てね、もし何か用事があってここに来れなかった場合はボクが直接お兄さんのことを迎えにいくからよろしく頼むよ」

影山蔵人 「解ったよ、丁度いまから飯なんだ。 また後で…でいいか。」
「短い休暇を楽しみたまえよ、依頼人。」

ねこちゃん 「ありがとう!」

KP と言って足取り軽く店から立ち去ってしまいました。
え~~どうする?そのまま戻る?糸で遊ぶタイプ?

影山蔵人 能力の詳細を把握したがるだろうな。遊ぶというよりは試すことにしよう。

KP じゃあそうだな 目の前にピンクの糸に結ばれたカップルがいます。
特にそのカップル自体は問題なさそうだけどなんか…怨念の声が聞こえてきます

影山蔵人 怨念!?

??? 「せんぱいせんぱいどうして…どうして…そんな男と…?どうして…?せんぱい…先輩…?」

KP と木の陰から聞こえてきました
どうしますか?

影山蔵人 木の陰から糸は…伸びてないかな。

KP そうですね。
ただなんか…ふわっと行き場のない糸はあるかもしれない!

影山蔵人 行き場のない糸か…

KP カップルの糸を…!切って…!その行き場のない糸をつなげることも…!できます…!

影山蔵人 では、カップルの糸は切らずに行き場のない糸だけを繋げてみよう。

KP 結びましたが特に白い糸のままですね、アイデアをどうぞ

影山蔵人 CCB<=55 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=55) > 94 > 失敗

KP 白いな…って思った
リアルアイデアでもいいよ、なんかある?

影山蔵人 糸を染める事は出来るのだろうか。

KP お、いいですね
何色にどういう手段で染めますか?

影山蔵人 赤に近づける…つまり関係の好感度を上げる、ってことになるのか。
それによって既に繋がってるカップルの糸の色が変化するのも、併せて観察してみよう。
手段……は、説明を受けていないからな。
直感的に判る物かアイデア振ってもよいですか?

KP +20でふっていいよ!

影山蔵人 CCB<=55+20 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=75) > 18 > 成功

KP 貴方は、その糸を血で真紅に染めれば、運命が定まるのでは?って思いました
まあ血じゃなくても用意できるならあらゆる手段で染まるんじゃないかなあとも思うかもしれない

影山蔵人 「物理的に色を付ければ好いのか…? 物は試しだ、何かに利用できるかもしれんからな。」
では血で試してみようと思います。
何か自分の指先を切る物を持っていてよいかな。流石にいきなり人を刺して血で染めるわけにもいくまい。

KP もうそれ探偵じゃなくて殺人犯になっちゃう、大丈夫です

影山蔵人 HPダメージは入りますか?

KP ちょっと指先切るぐらいだから入らなくていいよww

影山蔵人 はーい!
では自らの指を切り、白い糸に血を染み込ませてみます。

KP では、真紅とは言わないものの、赤色に染まりました。

ストーカー 「せんぱい…」

結ばれた人 「あれ、キミ大丈夫?」

ストーカー 「へっあっいえ、はい!大丈夫です!」

結ばれた人 「そうかな?救護室送っていこうか?」

ストーカー 「えっっあのえっあ、はい、よろしくおねがいします」

KP という感じで結んだ人とストーカーの縁が結ばれたことを感じました。

影山蔵人 「成程な…弄る、とはこういう事か。」

KP そんなかんじです。
さて、どうしますか?

影山蔵人 何が出来るか…は何となくわかった、ので…メシの約束に戻ります。
道中、何かしら興味を引かれる糸が無いか探してみましょう。

KP ふむ、ならなんかめっちゃ喧嘩してるカップルを見つけました

カップル 「アタシ知ってるんだから!あんたが昨日女の子と飲みに行ったの!」
「べ、別にに飲みにいくぐらいいいだろ!なんもしてねえんだから!」
「する予定あったんでしょ!」
「ねえよ!」

KP ふと指を見ると、赤い糸がほどけかけています。
…どうしますか?

影山蔵人 「文字通り痴情の縺れ…という訳。 よくある光景といえばよくある光景か… さっきは繋いでみたからな。」
ちょっきん

KP じゃあものすごく険悪なムードになりました

カップル 「もういいバカ!!!!!!知らない!!!!!!大嫌いよ!!!!!」
「俺もだよ!!!!!!!!!」

KP その赤い糸はだんだんと色が抜け、白くなってしまいました

影山蔵人 「染まりきらなければ…こうなる事もある、という事か。 ……縁切りに縁結び、良い商売には成りそうだが。」
「しかし約束は一時間だったな、今から何を出来る、という訳でもあるまいか。」

KP ではそうですね、そんなことを何回か繰り返しながら貴方は那月のもとに戻りました。

壱原 那月 「お、おかえり~先食っとるよ」

影山蔵人 「すまんな、遅くなった。」

壱原 那月 「別に大丈夫じゃね?時間まだまだあるし」

影山蔵人 「それもそうか。ひとつ頼まれごとを受けてな。」

壱原 那月 「へ~仕事?」

影山蔵人 「…という程の物じゃない、が…臨時収入くらいにはなるだろうよ。」

壱原 那月 「おっええね~」

KP とハンバーガーを那月はハンバーガーを頬張っています。
その時に見えた那月の小指に結ばれている糸は「赤」に染まっていました。
そして、貴方が自分の小指を見るとそこに結ばれている「薄桃色」であり、当たり前ではありますが目の前にいる相手には繋がっていませんでした。

影山蔵人 oO(そういえば前に温泉でそんな話を聴いたな、相手にはやや同情する…)

壱原 那月 「ん?なんかついとる?」

影山蔵人 「いいや、イカ墨が跳ねたかと思っただけだ。」(すっかり冷めてしまった其れを頬張りつつ)

壱原 那月 「そう?」

KP 冷めてるけどちょっとピリッと辛く、麺がもちもちしておいしいです。歯は黒く染まる。

影山蔵人 「……意外と、美味いな。 こういう所の飯は不味い飯を高く買う醍醐味…がメインだと思っていたが、認識を改めよう。」
(素直に関心しながらも食事を進め)

壱原 那月 「まー普通の飯屋も出店しとうらしいからなー」
「あ、そういえば靴買いたいんよね」
「経費で」

影山蔵人 「理由付けは考えておけよ? 済んだら探してみるか。」

壱原 那月 「所長甘いし平気っしょ、靴屋どのへんだったかなあ」

KP 食事をのんびり楽しみながら、貴方達は靴屋にやってくることになります。
結構種類ありますね。

壱原 那月 「お~めっちゃあるやん」

影山蔵人 「チェーン店も顔負けといったところだな、便利なもんだ…」

壱原 那月 「影山クンも買っとき、これとかどうよ」

KP と言って貴方の足元に靴を置きました。
まあまあ履きやすそうです

影山蔵人 「…俺も、そろそろ替え時か。」(まあ折角だ、と合わせてみて…)

KP いい感じです。
値引きチャレンジしてみる?

影山蔵人 します(します)

KP どうぞ

影山蔵人 「これと2足で少し割り引けんか?」(那月の選んだ靴を取り、自分のものと併せて差し出す。 稀には正統派な交渉もいいだろう…)

お店の人3 「いいっすよ~これぐらいで」

KP まあまあお安くなりました。
言いくるめダイスふってた気になってた!!!!!!!まあ正当だしいいことにしよう

影山蔵人 いいのか!?!?!!?!?

KP 振る!??!??!?

影山蔵人 悪寒がしたのでヤメテオキマス

KP ファンブルだしたら高くなるかもしれない(?)

影山蔵人 ギャンブルで無料にするより堅実に値引きするタイプなんだ!!!!!!!!!

KP 堅実

影山蔵人 #とは

KP そんなかんじで靴を買いましたがそろそろ1時間たちそうです

影山蔵人 「…おっと、さっき話してた仕事の納品時間だ、少し行ってくるが…壱原はどうする。」

壱原 那月 「あーじゃあここで待ってるわ、言い訳用に所長のも見とこうかね、あるかわかんねーけど」

影山蔵人 「…稀には所長の財布を案じてやるのも、今後に繋がるかもしれんからな。 それじゃあ、行ってくる。」

壱原 那月 「いってらっしゃ~い」(手をふる

KP そんなこんな、店に戻ると猫はとても嬉しそうな様子で貴方の元へと戻って来ます

ねこちゃん 「いやあ本当にありがとうお兄さん、すごく久しぶりに友人とふたりで運命の糸に邪魔されない楽しい時間を過ごすことが出来たよ」

KP と何度も礼を言ってきました。

影山蔵人 「それなら何よりだ。こちらも多少気疲れはしたが…貴重な体験が出来たしな。」

ねこちゃん 「ほんとにありがとう!じゃ、力を返してもらうね」

KP 最初と同じように貴方の手に触れると、一瞬で視界に張り巡らされていた運命の糸は消えるでしょう。
貴方が着けている指輪に飾られていた赤い宝石が透明な宝石に変わっておりました。

ねこちゃん 「それはサービスとして受け取ってよ、力を返してもらった今は本当にただの宝石だから、身に着けるなり質に入れるなりなんなりするといい」
「じゃ、約束通りアンティーク雑貨の商品を1セット、好きなの選んでよ。何がいい?」

KP 例としてはネックレスやブレスレットやアンクレットなどのアクセサリー類、ネクタイやリボンタイや各種ヘアアクセや、カフスボタンやネクタイピンなどの小物、マグカップやソーサーやコースターなどの日常で使える物。

その時に選んだものはなんであれMP+1の効果を持つAFとなります。

影山蔵人 そうだな…
ならタイピンですかね。使う機会も多そうなので。

KP では猫が渡してきます

ねこちゃん 「ラッピングする?50円かかるけど」

影山蔵人 「いいや…そのままでいいよ、節約家で通ってるんでね。」

ねこちゃん 「そっか!」
「あ、そうだ一応聞くけど、お兄さんは今回ボクが預けた力を使ったりしたのかな?」

影山蔵人 「ああ、数度試させて貰った。」

ねこちゃん 「実はお兄さんことを友人に話したら『記憶を消してやった方がいいんじゃないか?』ってアドバイスされてね」
「誰かや自分の運命を知ってしまったり、弄ってしまったりすると精神的な負荷や強い後悔を感じてしまうこともあると思うんだ」
「だからお兄さんが望むのであれば“記憶を曇らせる”まじないを使ってあげる」
「何も覚えていなければ、最初からなかったことと同じことでしょう?この先、お兄さんが自分が見たりやったりしたことを永遠に後悔して引きずり続けるのなら、記憶を曇らせてしまった方がいいとボクは思うんだ」

影山蔵人 「確かに多少の気疲れはしたと言ったが… そこまでする程の事でもない、次の機会があればまた引き受けようと申し出ようと思っていたくらいだよ。」

ねこちゃん 「そう?ならよかった」
「本当にありがとう!助かったよ!」

KP ひらひらと尻尾をふっています

影山蔵人 「それじゃあ、毎度あり… 今後ともご贔屓に…っと。」
(胸元から一枚、名刺を取り出して…猫の前に置き、背を向けた)

ねこちゃん 「困ったときにはまたいくよ、本当にありがとう!」

KP 貴方は那月の元へ戻りました。

壱原 那月 「おーおかえりー」

影山蔵人 「只今だ。 所長への一品は決まったか?」

壱原 那月 「決まった決まった!」
「さっき買った分と合わせて値引きしてもらったべ」

影山蔵人 「そいつはいい、これで浮くものは浮いただろう。」

壱原 那月 「うんうん、じゃあ帰っても仕事押し付けられるし、適当に見て回るべ」

影山蔵人 「ま、これも業務のうちという事で。」

KP そして再び一緒にフリーマーケット会場を巡ることになるでしょう。
すると、突然貴方と那月の前に誰かが飛び出して来ます。
貴方はその人物に見覚えがあるでしょう、少し前にフリーマーケット会場で貴方たちに不吉なことを言ってきた黒いローブの怪しい人物です。黒いローブの人物は前のように大声を出します。

占い師 「なんと素晴らしい!お前さんたちふたりは赤い運命の糸で固く固く結ばれているとこのアーティファクトが証明している!しかしその運命が定まるまでには様々な障害が立ちはだかるだろう!その障害を乗り越えたくば儂の占い小屋に来て…」

KP とまで言ったところで貴方の顔をじっと見ると、明らかに気まずそうな表情になりました。

占い師 「い、いや、人違いだった…これで失礼する!」

KP そして、再び脱兎のごとく駆け出して人込みへと消えて行ったのでした。

壱原 那月 「なんやなんや?」

影山蔵人 「……さてな。人が集まれば変人も増えるという事だろう」

壱原 那月 「言えてるかもしれん」
「なーそういえばさあ」

影山蔵人 「どうした?」

壱原 那月 「運命の赤い糸の話って知ってるか?」

影山蔵人 「……ポエミーだな、単語を聴いたばかりとはいえ。」

壱原 那月 「そうなん?いやさあ、運命のあかい糸が小指同士につながってるのって、実は、日本だけらしいんよね」

影山蔵人 「ふむ、そうなのか…?」
「如何にも欧米の童話にでもありそうな逸話だと思っていたが。」

壱原 那月 「欧米はどうなんかな~?でも東アジアや中国だとさ、いつか結ばれる運命の相手の“足首”に“赤い縄”が結ばれとって、『月下老人(ユエラオ)』っていう結婚や縁結びを司る神様がその縄を管理してんだってさ」
「いやどこで聞いたか思い出せんのけど、ふと思い出してさあ」

影山蔵人 「成程な…そうした逸話が変化して、日本では小指に定着したのか。 ”指切り”なんかの仕草とも関係あるんだろうかね。」

壱原 那月 「やろうかね~?」

KP 首を傾げながらそう語る那月の首にはフリーマーケット会場に来る前には着けていなかったはずのネックレスがついていました。
そのネックレスに装飾されている透明の宝石は、不思議と貴方が身に着けている指輪の物と似ているような気がします。
――そういえば、会場を回っている時、那月は自分の足元に触れていたような…?
人間の運命とは数奇な物ですが、強く望めば簡単に変わってしまうものなのかもしれません。
果たしてあなたの運命の赤い糸は、今、誰のどこに繋がっているのでしょうか。
一瞬、貴方と那月の間に、きらりと光る赤色が見えたような、気が、したのでした。
クトゥルフ神話TRPG「結んだ糸の先を教えて」
終了です、お疲れさまでした!

影山蔵人 おつかれさまでした~~~~~~~~~~

KP クリア報酬
・シナリオクリア…1D4+1
・運命の糸…あなたの望んだ通り
・MP+1の効果を持つAF

影山蔵人 1d4+1
Cthulhu : (1D4+1) > 4[4]+1 > 5

system [ 影山蔵人 ] SAN : 70 → 75

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