誰ぞ神13

KP:2 …はい、では。 エンディングです。
君達は一連の事件の首謀者であった大橋孝則の打倒、そして神格として取り込まれた如月刹那の開放に成功した。
君達は膝元まで水に濡れた一室で、すこしの空白の後、決着を実感する事だろう。
PC:如月、卯月、NPC:大橋、水川、左記は意識のない状態からです。
暫くすると、外からパトカーのものと思わしきサイレンが響いてくるのが聴こえる。
窓の外を見れば、朱い光が点滅しているのが見えた。

白瀬 楓 「ぱとかー」

進藤 梢 「警察のご到着か」

初村 慶一郎 「誰が通報したんだ…?」

進藤 梢 「八瀬くんとか?」

初村 慶一郎 「ああ、なるほど。だとしたら無事に逃げられたんだな」

白瀬 楓 「よかった。でもこっちは大参事。」

初村 慶一郎 「…ついでに救急車でも呼んでもらうか…」

進藤 梢 「そうだな…さすがに応急手当でどうにかなるものでもなし」

白瀬 楓 「みんなぐったり」

初村 慶一郎 「そうだな…」

進藤 梢 「早く治療しないと手遅れになりかねんな」

KP:2 …では、君達がそうこう相談していると
表の玄関扉が強引にこじ開けられ、数人の警察官が駆け込んでくるだろう。 そしてその後ろには、先ほど別れた八瀬心太の姿を見る事が出来る。

初村 慶一郎 「っあー!!ベランダにある魔方陣には近寄らないでください!危険ですので!!」

八瀬 心太 「無事か!! 状況は… っと、魔法陣ね…!」

白瀬 楓 (そっと隠れる)

進藤 梢 「おお、やはり八瀬くんだったか助けを呼んでくれたんだね」

八瀬 心太 「ああ…無事でよかった…」

進藤 梢 「私達はなんとかな…でも」と倒れてる面々を見ます

八瀬 心太 「…怪我人が居るのか、すぐに救急車を呼ぼう…!」

進藤 梢 「うん、そうしてくれると助かる」

KP:2 八瀬は君達と、現場を調べている警察官達をしり目に手早く救急車を手配したようだ。

初村 慶一郎 「犯人がいるからそいつだけは絶対に逃がさないように頼む」 大橋くんを指さします

警察官のおじさん 「今、確保したところだ、重犯罪の疑いがあるようだからね。 怪我人を余所目に、見苦しい所を見せた」

初村 慶一郎 「いえ…正直助かりました、ありがとうございます」

KP:2 様子を覗えば、大橋の手首には銀色に煌く手錠がかけられ、顔を隠す布をかけられて警官達に運ばれてゆくだろう。

警察官のおじさん 「救急車は手配をしてもらったようだ、君達は…通報者とは聞いているが」
「よかったら少し話を聞かせてもらえるかな」

初村 慶一郎 「そうはいっても…」 絶対信用しないよなあって頭掻いてる

警察官のおじさん 「…判る範囲で構わないよ、君達の事は疑いたくはないが…そういう事もある」

初村 慶一郎 「はあ…」 どうすっかって二人に目配せ

白瀬 楓 『気づいたらここにいたからよくわからない」(うしろに隠れている

進藤 梢 「まぁこの状況で事情聴取しないわけにも行かないでしょうし、何があったかはお話ししますよ。と言っても私達も突然拉致されてここに連れてこられてで何が何やらなところが多いですが」(魔術うんぬんやらは言っても頭がおかしいと思われるからその辺は抜いて話そう)とこそりと

初村 慶一郎 (わかったって頷く)(楓ちゃんは隠す)

警察官のおじさん 「…強力してもらえるようで何よりだ。 さて、此処にいては冷えるだろう」

KP:2 協力ナ!
…君達は、警察官に連れられ、大橋家を後にする事となる
その後、思っていたよりも軽い聴取を終えた頃には、意識を失っていた友人達も無事病院へと運ばれていた事だろう
騒がしく動く捜査の風景を横目に、君達は今度こそ日常へと戻る。
疲れ果てた帰り道は、既に夜が更けていた…
 
 
 
君達の冒険が終わった日から、しばらくの月日が流れた。
大橋孝則を首謀者とした一連の事件は、あの後も警察により処理された。
彼は大量猟奇殺人半として大々的に取り上げられ、日本の犯罪史に名を刻む事となる…
…筈だった。
奇妙な事に、騒ぎは数ヶ月のうちにぱったりと消え失せ、インターネットでもアングラなオカルト掲示板で話を囁かれる程度となる。
君達は違和感と、癒えぬ傷を抱えながらも、今日という日を生きてゆく
…久しぶりにあの日のメンバーで会う約束をしているのだ
場所は、あの日事件の謎を語り合い、そしてまだ日常として過ごした、学校近くの喫茶店
思えば随分と顔を合わせていないな、等と思い、君達は約束の場所へと足を運んだ
 
…ということで、後日談です。
皆の口から、近況報告という形でアフタートークをしてもらえればなと。 勿論、来なくてもいいです。
…では
メンバーは君達…後遺症が残って病院生活を送っている如月を除いた4人だね。
集合していてもいいし、一人ずつ訪れてもよいだろう。

白瀬 楓 (ちょっとだけドアをあけて中を確認しているかどうか確かめる)

初村 慶一郎 「入らないのか?」 後ろからぬっとあらわれます

白瀬 楓 「わあ」
「いまからはいるの」

初村 慶一郎 「そいつは失礼」

白瀬 楓 「ひとりでまつのこわい」

初村 慶一郎 「そうか」 楓ちゃんと一緒に入ります~誰かいるかな~チラッチラッ

進藤 梢 じゃあ居ようか
「おっ、二人とも~こっちだよ」と手を振ります

卯月 彰人 病院行ってたということにしてすぐ後から合流しよう

白瀬 楓 「いた」

初村 慶一郎 「ああ」 手を振り返して席につきます いそいそ

白瀬 楓 すいすい(座る

進藤 梢 「いやはや、なんだかんだあれから色々あってこうして会うのはひさしぶりだねぇ」

卯月 彰人 「あー、もうみんな集まってる」せかせか登場

白瀬 楓 「みんないそがしかった」

進藤 梢 「おっ卯月くんもお久しぶりだね」

卯月 彰人 「いやはやまさか一番最後になるとは…」

白瀬 楓 (メニューを眺める)

初村 慶一郎 「病院寄ってきたんだろ?」

進藤 梢 「刹那ちゃんのところ行ってたんでしょ?」

卯月 彰人 「ま、まあね…」

白瀬 楓 「わかってるからだいじょうぶだよ、うんうん」

KP:2 【メニュー】今日のおすすめドリンクはパクチーコーヒー!

白瀬 楓 「うわまずそう」
(メニューをみせる

進藤 梢 「パクチーコーヒーとはまた」

卯月 彰人 「いらない、かな…」

初村 慶一郎 「右に同じ」

白瀬 楓 「口がへんになりそう」
「せつなちゃんだいじょうぶそう?」

卯月 彰人 「なんだかんだ元気そうにはしてるよ」

進藤 梢 「私達も通いたいところなんだがね…まぁみんなしてしょっちゅう押しかけるわけにもいかないしね」

白瀬 楓 「じゃましたらわるいし」

進藤 梢 「そうだなーじゃましちゃわるいしなー」

初村 慶一郎 「そうだな」 にや…にや…

卯月 彰人 「へっ?い、いや別に全然そういうんじゃなくて…!」

KP:2 …では如月のアフターだけ回想枠
これは卯月が思い返した事かもしれないし、彼もまた知らない側面が含まれている…かもしれない事だ

如月 刹那 「ふーむ…」一人の病室で左手にぎにぎしながら
「むーん」
「ほあーっ!!」ベッドのリクライニングにもたれながら左手でシャドーボクシングしながら
「彰人なにしてんの」入り口見つつ
「乙女の病室を覗き見とは…さては貴様間者だな!!」

卯月 彰人 「いやいや意味わかんないから…一人でなんか盛り上がってるから邪魔しちゃ悪いかなって」
がちゃりこ入室

如月 刹那 「君も毎日飽きないねぇ。こんなとこ来ても楽しくないでしょ」

卯月 彰人 「そもそもイヤだったら来ないし、如月さんは気にしなくていいよ」

如月 刹那 「私が気にしてるようにみえるなら眼科に受診することをおすすめするよ」
「今日のおみやはよ!!!はよ!!!」
「りんご!!!!!!」

卯月 彰人 「りんごね、はいはい…」
ベッドの横の椅子に座ってむきます

如月 刹那 「ほらほら食べさせて食べさせて」あーんと口を開いている

卯月 彰人 「っ…わかったよほら」

如月 刹那 もしゃもしゃ
「はー、やっぱ果物はいいねー。病院食って味気薄くて美味しくないしさー」
「もっと攻めてほしいよね」

卯月 彰人 「…身体の調子、どうなの」

如月 刹那 「おっと、それを聞いてきますかー。本当に知りたいの?」

卯月 彰人 「知っておきたい、かな」

如月 刹那 「よかろう!」
「私の体は大いなる呪いにより動かなくなった箇所がたくさん!もはや普通の生活をおくることすら困難になってしまったのだった!!!!!完。」
「という設定金」
がね

卯月 彰人 「設定って…」

如月 刹那 「仕方ないじゃん。現代医療じゃ解明不可能って言われたんだから」

卯月 彰人 「そっか、なら仕方ないね」無理やりにっこりします

如月 刹那 「まー、でもあれよね。生きてただけ儲けもんだよね」
「生きてりゃいいことあるさってねー」
「んー?そろそろ梢たちとの待ち合わせの時間じゃないの?ラインきてたよ」

卯月 彰人 「え、まじで?」

如月 刹那 「早く行かないと遅刻するぞー。私は動けないからよろしく言っといてよ」

卯月 彰人 「わかったよ、んじゃあ身体には気を付けて。変な事して病院の人困惑させないでよ?あとちゃんと医者の言う事は聞いてね。さっき廊下で小言食らったから」

如月 刹那 「はっはっは、それは保証しかねるぜ」

卯月 彰人 「はぁ…次来るときは何かお詫びの物でも持って行くかぁ…」
といって退室

如月 刹那 出ていって気配がなくなるのを確認後
「……はぁー……さすがに…友達を騙すのは気が重いな」
「さすがに、こんな動かない足と右手、見せたくないしなぁ」
「ま、仕方ないよね。自分のせいだし。本家からの連絡も当然…か」
「右手…動かないなぁ……刀…もう持てないんだなぁ……」
「私のこれから…どうなるのかなぁ……」
おわり

KP:2
では、卯月は来る前の軽いやりとり等を、恥ずかし気に話した… かもしれないね

白瀬 楓 「いちゃいちゃしてきたの」

卯月 彰人 「い、いちゃいちゃ…??」

白瀬 楓 「ちがうの?」

卯月 彰人 「いつもと変わらないやりとりをしてたつもりなんだけど…」

初村 慶一郎 「…ごちそうさん」

卯月 彰人 「何を!?」

進藤 梢 「ふむ、いつものやりとりね…」

白瀬 楓 「コーヒ-飲みたくなったけど飲めない」

進藤 梢 「さて何も注文しない私達を店員がにらんでいるぞ、なんだ刹那ちゃんの話をしていたら冒険したくなってきたぞパクチーコーヒー行っておくかな」

卯月 彰人 「ええ…でもまあいいか」
「君子危うきになんとやらってね」

進藤 梢 「うむうむ」

白瀬 楓 「ぱふぇたべよ」

進藤 梢 「みんな決まったら店員さんを呼ぶとするかね」

初村 慶一郎 普通にコーヒー注文します

進藤 梢 店員さん呼んで注文するわー

ファンブルな店員 「…ご注文は」

進藤 梢 「このおすすめのパクチーコーヒーってやつを」

卯月 彰人 「…同じので」

白瀬 楓 「ももパフェ」

初村 慶一郎 「アイスコーヒー」

ファンブルな店員 「…パクチーコーヒー2つと、アイスコーヒー、ももパフェね。 お待ちを」

KP:2 では、店員はしばらくすると注文した品を持ってくるだろう。 初村は幸運どうぞ。

初村 慶一郎 ccb<=65 《幸運》
Cthulhu : (1D100<=65) → 28 → 成功

KP:2 では、初村は無事に普通のアイスコーヒーを手にする事が出来た。

進藤 梢 「さて、これがパクチーコーヒーね…」
ぐびっ

KP:2 進藤と卯月の前に置かれたのは… 見たところ、普通のブレンドコーヒーとそう変わらないようだ。

卯月 彰人 「パッと見た感じはふつ…う?」

KP:2 一口、飲んでみると… 口の中にはパクチー、パクチーの味、パクチーの匂い、謎のザラザラとした食感が混じっており、この世の物とは思えない名状しがたき味を楽しむ事が出来るだろう。

進藤 梢 「………」

KP:2 パクチーコーヒーを飲んだ探索者はクトゥルフ神話+1です。

進藤 梢 これはひどい

卯月 彰人 「……や”め”と”き”ゃ”よ”か”っ”た”」

進藤 梢 「…なにか別の世界が見えたな」

白瀬 楓 (もぐもぐ

初村 慶一郎 「ご愁傷様」

進藤 梢 「ところで八瀬君も呼んでいたはずだがそろそろ来ないかな」
被害者拡大をもくろむ

KP:2 白瀬が頼んだももパフェは、爽やかな甘みと、とろけるような食感のクリームが合わさり、旬を外れた季節とは思えない味わいを彩っているだろう。

白瀬 楓 「おいしい」

KP:2 …と、話をしていると、丁度八瀬が店の扉から姿を見せるだろう

八瀬 心太 「…おっと、流石にもう始まってたみたいだね? 卯月君の進展についてはもう終わっちゃったかな」

進藤 梢 「お、噂をすればだな。」
「そろそろ来るころあいだと思ってコーヒーを頼んでおいたよ」と自分の前にあったコーヒーカップを差し出すよ

卯月 彰人

八瀬 心太 「ああ、気を使わせてしまったね… ありがt ベバアアアッッ アアアッ」

進藤 梢 「卯月君の進展についてはこれから根掘り葉掘り聞こうとしていたところだ」

白瀬 楓 「罠にひっかかってしまった」

卯月 彰人 「八瀬さん…ご愁傷様」

白瀬 楓 「かわいそうに」

初村 慶一郎 「かわいそうに」

進藤 梢 「おや、どうしたんだい?」にっこり

白瀬 楓 「ももパフェはおいしい」

八瀬 心太 「…た、食べ物の恨みは忘れないからね…!」

卯月 彰人 「進藤さんそれは悪魔すぎるよ…」

進藤 梢 「ははは、では口直しにももパフェを頼むとしよう。奢るよ」
「なに、共に苦楽を分かち合うのが仲間じゃないか」

八瀬 心太 「…はあ、そりゃどうも… 如月さんがいないからって油断した」

白瀬 楓 「朱に交われば赤くなる…類は友を呼ぶ…」(もぐもぐ

進藤 梢 「ふふふ、親友を甘く見てもらっては困るよ」

八瀬 心太 「至言だよ…」

進藤 梢 店員捕まえてももパフェ注文しておくわ

KP:2 では、机には追加のパフェも並べられ、机は幾分豪勢にみえる。 店は貸し切り状態だ。

進藤 梢 「うむ、冒険の後のパフェは格別だな」

八瀬 心太 「はあ…おちついた。地下の水より恐ろしい。 折角だし、近況報告って感じかな…?」

進藤 梢 「うむ、近況報告タイムだ。」

初村 慶一郎 「そうはいっても変わりはないぞ。多少仕事が忙しくなったぐらいだ」

白瀬 楓 「のんびり学校いってる」

進藤 梢 「まぁ大した変わりはないな。私はちょっと学科でも変えようかと思ってるくらいだ」

白瀬 楓 「かえるの?」

進藤 梢 「いろいろ手続きが面倒なのがいかんな金もかかるし」

卯月 彰人 「それ初耳だった」

進藤 梢 「ああ看護科から医学部のほうに移ろうかと思ってな」

白瀬 楓 「そうなの」

進藤 梢 「親やら姉に迷惑をかけることになるだろうがねぇ」

初村 慶一郎 「これから返していけばいいさ」

白瀬 楓 「やりたいことやるのがいちばんだよ」

進藤 梢 「うむ、出世払いというやつだ」
「ああ、やると決めたからな」

卯月 彰人 「最後は俺かな。こっちもそんなに変わりはないよ。日課が増えたくらいかな」

八瀬 心太 「日課、ね!」

進藤 梢 「なるほど毎日愛を囁く詩人となったか」

卯月 彰人 「その言い方はおかしくない!?」

進藤 梢 「なんだい?あれから何も無いのかい?」

卯月 彰人 「まあ、うん…」

白瀬 楓 「ないの」

初村 慶一郎 「意外だな」

卯月 彰人 「いやお見舞いに行ってるだけだから!」

進藤 梢 「なんだつまらんなぁ」

KP:2 …卯月は、少しごまかそうとポケットに手を突っ込むと、覚えのない紙が手に当たるだろう
どうやら、それは封筒のようだ。

卯月 彰人 「(ん?なんだこれ…)」
さっと取り出してみます

進藤 梢 「ん?なんだいそれ?」

白瀬 楓 「?」

八瀬 心太 「手紙…かな?」

卯月 彰人 「なんかポケットに入ってた。こんなの入れた記憶ないんだけど…」

進藤 梢 「差出人とかは書いてないのかい」

卯月 彰人 「うーん」

KP:2 裏を見ると、差出人は如月刹那、とある

卯月 彰人 「(如月さん…から?)」
そのことは共有せずに一人で開けて黙読してみます

如月 刹那 『拝啓、親愛なる私の友達
 この手紙を読んでいる頃、私はもう病院にはいません。
 突然いなくなることを許して下さい。
 先日、如月本家からの呼び出しを受け、本家に戻ることになりました。
 恐らくもうそっちに戻ることはできないと思います。』

卯月 彰人 「……っ!」

白瀬 楓 「?どうしたの?」

卯月 彰人 「……」
それじゃあこっから音読します

如月 刹那 『もう会うことはできないと思うけれど、私は君たちのことを一生忘れません。
 私と仲良くしてくれてありがとう。私と友達になってくれてありがとう。
 私は、君たちと一緒に過ごせた時間を宝物として大切にします。』
『梢、一緒に馬鹿をやって笑ってくれてありがとう。梢は私の最高の親友だよ。』

『楓、君は強い子だ。私なんかよりずっと。だから顔上げて自信持っていこうよ。』
『八瀬っち、君とももっと仲良くなりたかったな。もう変なことに巻き込まれないといいね。』
『慶一郎、もっと愛想よくしなよ。損する道ばかり歩いちゃだめだからね。』
『彰人、…ごめんね。君の気持ちは嬉しかった。でも、私はそれを受けることはできない。
 私はきっと、もう人としては生きてはいないような状態。自分が一番わかってるんだ。
 あの化物に体の中から心まで支配されたときから分かっていたの。
 もう、私は君たちと一緒にいれないんだろうなって。』
『だから、みんな。バイバイ』
『いつの日か、もしもまた出会えることがあれば…』
『笑ってハイタッチでもしてほしいな。』

『じゃあね。』   如月刹那

白瀬 楓 「そういうとこきらいっていった」

進藤 梢 「…はぁ」くそでかため息

初村 慶一郎 「まあ、らしいと言えばそうだな」

八瀬 心太 「…そう、かもしれないね」

卯月 彰人 「……な…」
「ふざけんなよ!」
机バーン

進藤 梢 「まったくこれだからあの子は…」

卯月 彰人 「人としてだかなんだか知らないけど…だから何だってんだよ…!」
「やっと…やっと手が届いたのに…やっと…」
ダッシュでこの場立ち去っていいですか

KP:2 …駆けだした君を、止められる者はいなかっただろう

白瀬 楓 「…いまからいってせつなちゃんいるとおもう?」

初村 慶一郎 「まあ、居ないだろうな。いたとして止められると思うか?あの強情を」

白瀬 楓 「こまった」

進藤 梢 「…こんな手紙を残すくらいだからねぇ、とは言ってもここで追いかけなかったらケツ蹴っ飛ばしてたけどね」

白瀬 楓 「こんなへんじのしかたは最低だとおもうの」

進藤 梢 「いやはやまったくその通りだ」

初村 慶一郎 「これも本人の意思だ、尊重してやれ」

八瀬 心太 「…不器用が過ぎるというのは、同意するけどね…」

KP:2 では
視点は、店を飛び出した卯月は
どこへ 向かいますか

卯月 彰人 まずは病室まで

KP:2 では
君は駆けた 脚が特別速い方ではなかったが、それでも千切れそうな勢いをつけて
君が想った人が、居た筈の病院へ、先ほどまで言葉を交わしていた場所へと向かう
君が病院の入口まで差し掛かった時、君の目には
和装の数名に連れられ、車に乗り込む如月刹那の姿が映った。 君が駆け寄る暇もなく、車のドアは閉じてブレーキランプを消すだろう。

卯月 彰人 「如月さん!!」

KP:2 君の叫びは病院のロータリーに響き渡るばかりで、車は徐々にと走り出す

卯月 彰人 外に出て無理だけど車追いかけるようにダッシュします

KP:2 車は速度を上げてゆく、人間の脚では追いつける筈もなく、其の距離は少しずつ開いてゆくだろう

どどんとふ 「如月 刹那」がログインしました。

如月 刹那 まぁ何も応えないのですけどね

KP:2 後部座席に見える見知った後ろ姿も、だんだんと小さくなって往く

卯月 彰人 「まだ……一緒にやりたい事が……一緒に行きたい所が……まだ……あの時助けてくれた…お礼もしてないのに……っ」
「俺はバカか……如月さんから貰うだけ貰って……何も返してない……」
完全に見えなくなったら立ち止まります。たぶんもう立ち上がれないです

KP:2 君は、失意に足を止め。 唯、唯、彼女が去った方向を暫く見つめ続けた
取り戻し、そして失った日常で、次に君が立ち上がる時は、或いは
 
 
 
───CoCシナリオ「誰ぞ神」 シナリオエンド
【去りし日の残影】
 
 
 
リザルトです。
【SAN回復】
・新たな神格の創造を阻止した +1d10
・探索者全員が生還した +1d10
・八瀬心太が生還した +1d6
・天田浩二が生還した +1d4
・水川真理が生還した +1d4
・クトゥルフ神話技能
如月:+40
卯月、進藤、白瀬、初村:+20

進藤 梢 神話技能20⇒40 にゅん

白瀬 楓 神話技能38→58

卯月 彰人 8→28 神話技能

初村 慶一郎 神話技能10→30

如月 刹那 神話23→63

初村 慶一郎 1d10+1d10+1d6+1d4+1d4
Cthulhu : (1D10+1D10+1D6+1D4+1D4) → 9[9]+9[9]+1[1]+1[1]+1[1] → 21

卯月 彰人 1d10+1d10+1d6+1d4+1d4 SAN回復
Cthulhu : (1D10+1D10+1D6+1D4+1D4) → 10[10]+8[8]+6[6]+1[1]+1[1] → 26

進藤 梢 1d10+1d10+1d6+1d4+1d4 とりあえず振ろう
Cthulhu : (1D10+1D10+1D6+1D4+1D4) → 4[4]+6[6]+2[2]+1[1]+3[3] → 16

初村 慶一郎 49→70

白瀬 楓 1d10+1d10+1d6+1d4+1d4 減る
Cthulhu : (1D10+1D10+1D6+1D4+1D4) → 6[6]+3[3]+6[6]+4[4]+3[3] → 22

進藤 梢 26⇒42

卯月 彰人 26→52

如月 刹那 2d10+1d6+2d4
Cthulhu : (2D10+1D6+2D4) → 7[4,3]+1[1]+4[1,3] → 12
17→29

白瀬 楓 54→42

KP:2 ・スキル進呈
如月刹那は以下の固有スキルを取得します。
-------------------------
【神体開放】
発動する事により、シナリオで負った後遺症が一時的に無効化されます。
STR、DEX、POWが2倍になります。

発動時、クトゥルフ神話技能が+10されます。
発動中、10秒につき1のCONを恒久的に消失します。
-------------------------
 
 
 
ええと、KPが知らなかった展開によって語り損ねてしまったNPCのその後
探索者は後日知ったという事になるだろう。
■八瀬心太
君達と共に事件に巻き込まれ、影から支えたもう一人の友人である八瀬。
彼はその後、持前の法知識を生かして検察官への道を志すという。
その目的が、今回巻き込まれたような世界の闇を暴き出す…そんな目的であった事を知る者は、君達の他には居ないだろう。

しかし、たとえ歩む道が違ったとしても、奇妙な縁で結ばれた友情が消える事は無い。
 
■天田浩二
事件の首謀者の一人であり、被害者の一人でもあった天田若葉の弟、浩二。
彼は事件の後、自分に宿った奇妙な力、そして辿り着く事が出来なかった姉の死の真相を確かめるためと書置きを残し、行方を晦ました。
 
■水川真理
事件の首謀者の一人であり、被害者の一人でもあったもう一人の少女、真理。
彼女は最後の決戦で友を守った事による傷で、声帯機能が死滅した。
意識は正常に戻り、特に白瀬楓に対しては心を開く事だろう。

しかし、大橋康則が目覚めさせたという新たな人格の影をみることは、その後無かった。
 
■稲葉洋平
事件の首謀者の一人、稲葉。
彼は大橋の共謀罪として逮捕され、公に殺人罪で懲役となった。
君達にとって何をした印象も無かったであろうが、私欲のために多くの命を弄んだ罪人である事には違いないのだ。
 
■大橋孝則
事件の主犯であった狂信の作家、大橋。
彼は大量の拉致、監禁、殺人など様々な罪に問われ、極刑となった…筈であった。
しかし後に八瀬が、彼の収監された刑務所に面会を申し込んだ所、其の存在自体を否定される。

事件の真相は闇に葬られ、決して公表される事はなかった。
---------------------------------------------------------------------------------
これにて、シナリオエンドとなります。
10回を超えるセッション、お付き合いいただきありがとうございました。
つたないKPではありましたが、少しでもお楽しみ頂けたのであれば幸いです。

如月 刹那 おつかれさまでしたー

進藤 梢 おつかれさまでしたーーーーーー

白瀬 楓 おつかれさまでした!!!!

初村 慶一郎 おつかれさまでした!ありがとうございました!!!!

卯月 彰人 んんんんおつかれさまでしたあああ

inserted by FC2 system