からくないKP
それでは始めて行きましょう
【死にたがり電車】
あなたは一日を終え、駅で電車を待っています。
やがてアナウンスと共に電車のライトがホームに近づいてくるでしょう。
あなたは乗車するため、乗車位置へ一歩足を進めます。すると、背後からやけに耳触りの良い、どこか楽しげな声がしました。
その直後、あなたの身体はホームから線路の上へ投げ出されていました。
轟音と、まばゆいばかりの電車のライトがすぐ目の前に迫っています。
その光に飲み込まれるように、あなたの意識は遠のいてしまいます。
??あなたはなんだか心地の良い、慣れ親しんだ揺れと音に、暗闇の中で意識をゆっくりと浮上させます。
どうやらそこは電車の中で、あなたは座席に座り、いつもみたいに居眠りでもしていたかのように目をつむっているようなのです。
ぼんやりとした意識のままゆるゆると目を開けると、そこはおびただしい数の「人だったはずのもの」が散らばる、この世のものとは思えぬ惨状でした。
そして電車内のスピーカーから、よく通る無機質な声が響きます。
「本日は当列車をご利用くださいまして、誠にありがとうございます。
途中、終点までに、3駅を通過致します。
お乗り間違えのお客様がいらっしゃいましたら、至急、乗務員にその旨をお伝えくださいますよう、お願いいたします。」
アナウンスは沈黙し、あとには電車の走る音だけ。
みんな目を覚まし辺りを見渡します。状況は下記の通り。
・手足をちぎられていたり、臓物をまき散らしていたり、首だけになっていたり、
何かでメッタ刺しにされていたり、とにかく無残極まりない死体が床にも座席にも、荷物棚に至るまで大量に散らかっている。
・壁や床や窓など、車両内には真っ赤な文字で「しにたくない」とびっしり書かれている。
・進行方向とその逆側にそれぞれ扉があり、窓が付いているので先の車両を見ることもできる。
・窓の外は真っ暗であり、何も見えない。
《SANチェック:1+1d2/1+1d4》
壱原 香月
CCB<={SAN値} 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=45) → 95→失敗
進藤 巴
ccb<=80 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=80) → 51 → 成功
1+1d2 SAN減少
Cthulhu : (1+1D2) → 1+1[1] → 2
壱原 香月
1+1d4 SAN減少
Cthulhu : (1+1D4) → 1+3[3] → 4
進藤 巴 80→78
壱原 香月 45→41
進藤 巴 「…はっ??なんだこの状況???」
壱原 香月
「は、なにこれ、あ巴ちゃんじゃん、今日もかわいいね」
いつもの挨拶
進藤 巴
「…誰かと思ったら香月じゃないか…相変わらずだなキミは」
「…というかこの状況でいつもの軽口を出せるのはむしろ関心すべきか」
壱原 香月 「巴ちゃんがかわいいからね、仕方ないね。オレはなんか買い出しにいって帰ろうって思ったらここおったんよね、巴ちゃんは?」
進藤 巴 「私は仕事帰りだよ、これから一杯ひっかけようかと思っていたんだがね」
壱原 香月 「んんん。しっかしやばいなこれ、なんなんじゃろ」
進藤 巴
「…しかしこの状況はなんだろうな、こんなわけのわからん猟奇的な電車に乗った覚えはないが」
「…夢にしてはずいぶんとリアリティがあるな」
香月君の頬を軽くつねる
「痛いか?」
壱原 香月
「夢でも巴ちゃんにあえてうれしいなあいたっ」
「もー巴ちゃんのいけずぅ~」
進藤 巴
「うむ、夢じゃなそうだな」
「まったく、少しは真面目になってくれ」
壱原 香月 「オレはいつでも真面目よ~」
進藤 巴 「そうか、それはそれで大変だな」
壱原 香月 「そういうクールなとこもかわいいよ??」
進藤 巴
「はいはい、ありがとうございます」
「でだ、とりあえずこの状況をどうにかせんとだな」
壱原 香月 「血まみれやばすぎ
進藤 巴 「とりあえず情報が欲しいな、辺りを調べていくか」
壱原 香月 「おっけー」
進藤 巴 とりあえず辺りを目星
からくないKP どうぞ~
進藤 巴
ccb<=80 目星
Cthulhu : (1D100<=80) → 15 → スペシャル
壱原 香月 じゃあ聞き耳
からくないKP 良かろう~
壱原 香月
CCB<=80 【聞き耳】
Cthulhu : (1D100<=80) → 45 → 成功
からくないKP
まず目星の情報から
<目星>:「しにたくない」の文字の中に一つだけ、目立たない位置に、「やつらは死に寄ってくる」の文字を見つける。
<聞き耳>:電車の屋根上に何かいるような気配を感じる。
壱原 香月 「む、むむ・・・・?巴ちゃん、上がなんかやばい」
進藤 巴 「…上?」
壱原 香月 「なんかいる気がする」
進藤 巴 「…こっちに小さい字で『やつらは死に寄ってくる』と書いてあるな、上に何がいるかは知らんがここに長いするのはまずいかもしれないな」
壱原 香月 「ここ死体ばっかじゃん・・やばやばじゃん」
進藤 巴 死体を見てからいくよ
からくないKP
良かろう。
医学でどうぞ
進藤 巴
ccb<=80 医学
Cthulhu : (1D100<=80) → 80 → 成功
からくないKP
死体への<医学>:人間業とは思えない、猛烈な力をもってしないと不可能な傷(四肢を無理やりちぎる等)や、細いもので貫かれたような傷が多い。
それほど古い死体でもない。どの死体も拷問のごとくかなりの苦痛を伴った上で死に至ったのではと推測できる酷い有様だ。
《SANチェック:0/1》
進藤 巴
「…とてもじゃないが人間業とは思えんな」
ccb<=78 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=78) → 66 → 成功
壱原 香月 「まじでーーー」
進藤 巴 「何かやばいやつがいそうだな、他の車両へ移るとしようか」
壱原 香月
「さんせーい」
「どっちいくー?」
進藤 巴 「ふむ、どちらがいいかわからんな、とりあえず進行方向と逆の窓を見てみるか」
からくないKP
良かろう。
進行方向とは逆の車両へ続く扉の窓を覗く:どうやら最後尾の車両のようで、奥に乗務員室らしきものが見える。暗幕が掛かっており、中は見えない。
車両内は比較的散らかっておらず、座席にスーツの男が一人、深く俯いて座っているのが見える。顔は見えない。動く様子もない。
進藤 巴 「…誰かいるな、果たして生きているのやらだが」
壱原 香月
「まじでーー」
ききみみー
からくないKP 良いでしょう。
壱原 香月
CCB<=80 【聞き耳】
Cthulhu : (1D100<=80) → 54 → 成功
からくないKP <聞き耳>:電車の屋根上に何かいるような気配を感じる。
壱原 香月 「んー、わからん」
進藤 巴 「どうせわからんことだらけだ、ここでまごまごしていても仕方ない、行けるところは行ってみるとしよう」
壱原 香月 「入ってみる?オレ巴ちゃんと一緒なら大丈夫だよ」(キリッ
進藤 巴
「そうか、頼りにしているぞ」
じゃあ今見た車両へ入ります。
からくないKP
入ってみると
・多少血や死体はあるものの、はじめの車両ほど散らかってはいない。
・乗務員室は暗幕がかかっていて中は見えない。どうやらここが一番端の車両のようだ。
・スーツの男が深く俯き座席に座っている。
ということが分かる。
壱原 香月
「こんにちはー」
男に
進藤 巴 「挨拶は大事だな」
からくないKP スーツの男はなんの反応も示さない。
壱原 香月
「そうそう、なんも反応ないけどネ」
ドア付近から
進藤 巴 「ふむ、すでに仏さんの可能性があるが…」スーツの男に近づきます。
からくないKP
分かった
近づくとどうやら荒く呼吸をしている様子がわかる。声をかけても反応はない
壱原 香月 「どうだった?」
進藤 巴
「む、息があるな」
「大丈夫かキミ?」と声をかけつつ男の状態を見たいよ
壱原 香月 「ほー」
からくないKP
了解
顔を覗き込んだり顔を上げさせたりすると、喉元から大量の血が流れており、その喉は水平にぱっくりと裂かれ、その傷口からまだ血色の良いピンク色の舌が引っ張り出されているのを目にしてしまう。
《SANチェック:1/1d3》
進藤 巴
ccb<=78 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=78) → 16 → 成功
78→77
からくないKP ここで巴ちゃん医学どうぞ
進藤 巴
ccb<=80 医学
Cthulhu : (1D100<=80) → 73 → 成功
からくないKP <医学>:傷口は出血を最低限に抑えるように慎重に切られたようだ。恐らくその苦痛は想像を絶するだろう。治療は大掛かりな設備がないと不可能ということがわかる。
壱原 香月 かつきはみてないよ!!!
からくないKP さらに巴ちゃんはアイデアどうぞ
進藤 巴
ccb<=55 アイデア
Cthulhu : (1D100<=55) → 48 → 成功
からくないKP 男は探索者に気づいた時点で目を動かし口をぱくぱくさせ、何かを伝えようとする様子を見せる。
壱原 香月 ドアからどうかなーってこそこそしてる
からくないKP 声は出ていないが「死にたい、死なせてくれ、殺してくれ」と繰り返し続けているのがわかる。
進藤 巴 「…医者にずいぶんな注文を出すね…」
からくないKP もしこれ以上この状態を知りたいのであれば、歴史、もしくはオカルトでどうぞ
進藤 巴
ccb<=20 歴史
Cthulhu : (1D100<=20) → 34 → 失敗
からくないKP では何も思い出せない。
壱原 香月 「と、巴ちゃんその人どう・・・?」
進藤 巴 「…ここではどうにもならんな…」
壱原 香月 「まじかー・・・」
進藤 巴 「こちらは任せろ、香月君はそっちの乗務員室をみてくれ」
壱原 香月
乗務員室でめーぼし
男はみたくないです!!!!!!!!!!!!!
CCB<=80 【目星】
Cthulhu : (1D100<=80) → 40 → 成功
からくないKP カギがかかっていないことが分かるよ。
壱原 香月
「はいはーい、仰せのままに」
「お、空いてるっぽい」
進藤 巴 「そうか、ではちょっと待っていてくれ」
壱原 香月 「おっけー」
進藤 巴
「…悪いなさすがに安楽死させてやることは私にはできん、うらんでくれていいぞ」
とりあえず男に目星
ccb<=80 目星
Cthulhu : (1D100<=80) → 63 → 成功
からくないKP
<目星>: 男の服の中に滑り込んでいた、血の付いた鋭利なナイフを発見する。
持って行かれますか?
(持っていくことを選択)
では、巴ちゃんナイフゲットです。
「鋭利なナイフ」
<ナイフ>で判定を行う。
耐久値:9
ダメージ:1d4+db
進藤 巴
「…これは預かっていくよ、すまないね、万が一でも助けられる可能性があるなら自害させたくはない」
男の意識をせめて落としてあげたいので気絶させれるか試みます。
からくないKP 拳と医学の複合ロールで
進藤 巴
CBR(80,50) 医学+こぶし
Cthulhu : (1d100<=80,50) → 37[成功,成功] → 成功
からくないKP では、男はかくん…と力なく落ちるよ。
進藤 巴 「…すまないね」と目を閉じさせて香月くんのところにいくよ
壱原 香月 「遅かったね、巴ちゃん」
進藤 巴
「待たせたね、それじゃあ先へ進むとしようか」
「さすがに放置するほど肝っ玉にはなれんからな」
壱原 香月 「そういうとこすき」
進藤 巴 「はいはい、ありがとさん」
からくないKP ガタンゴトン…ガタンゴトン…
進藤 巴 じゃあ乗務員室の扉を開けるよ
からくないKP
中は薄暗く、運転のための機器類や放送機材など一般的な電車と同じ作りになっている。
そこには文字通り「人影」がいた。車掌服を纏ってはいるものの、本来露出しているはずの頭の部分は、
ぱっと見る限り顔のパーツらしきものは見当たらず真っ黒いモヤのようなものになっており、その上に帽子がまるで浮いているようだった。
人の形であるが人ならざるそれに探索者は得も知れぬ恐怖を感じる。
《SANチェック:1/1d4》
壱原 香月
CCB<=41 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=41) → 38 → 成功
41→40
進藤 巴
ccb<=77 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=77) → 4 → 決定的成功/スペシャル
からくないKP
SAN減少無しで良いでしょう。
ではここで
アナウンスが入ります。「ただいま、一駅目を通過いたしました。ただいま、一駅目を通過いたしました。」
壱原 香月 「ひ、ひとえきめ・・・?」
進藤 巴
「む?1駅目?そういえば終点までに3駅を通過するといっていたな」
「…終点とやらがどこかは知らないが嫌な予感がするな」
壱原 香月 「まじかー」
進藤 巴 「終点は死後の世界とかもしれんぞ香月君」
壱原 香月
「うわ、それついたらいけないやつじゃん」
いまのアナウンスから連想できることアイデアふりたい
からくないKP 良かろう。
壱原 香月
CCB<=60 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=60) → 1 → 決定的成功/スペシャル
からくないKP 今のアナウンスは自分たちの前にいる人影が行い、『口があること』が分かる。
壱原 香月
「む、あのしゃべれるんじゃない?」
「あの人っぽいの」
「こんにちはー・・・?」
乗務員(口) 「…」
進藤 巴 「…もしもし?」
乗務員(口) 「…」
壱原 香月 「しゃ、しゃべってくれない・・・!」
進藤 巴 「むぅ、だんまりか」
壱原 香月 あきらめて車掌室にちょっと目星したい
からくないKP 良いでしょう。
壱原 香月
CCB<=80 【目星】
Cthulhu : (1D100<=80) → 82 → 失敗
からくないKP 運転機器などはある。
進藤 巴 じゃあ一緒に目星
からくないKP どうぞ
進藤 巴
ccb<=80 目星
Cthulhu : (1D100<=80) → 62 → 成功
からくないKP この乗務員には目も耳もないため声をかけても反応はしないが、肩を叩くなど体に触れると反応してくれるかもしれない。と思う。
進藤 巴 じゃあ、肩を叩いてみるよ
壱原 香月 「えっ大丈夫?巴ちゃん」
乗務員(口) 「どうかなされましたか、お客様。申し訳ございませんが、わたくしは見ての通り《車内放送のためだけ》に乗車しております。お手数ですがなにかご用事がございましたら、他の乗務員にお伝えくださいませ」
からくないKP とだけ言い、またすぐ窓の外を向いてしまう。
進藤 巴 「大丈夫だったけど、ふむ、この乗務員には乗り間違えのことを伝えられないか」
壱原 香月 「むー」
進藤 巴 じゃあ、乗務員の背中に指で『乗り間違えてしまったのですがどうすればいいでしょうか?』となぞってみるよ。
壱原 香月 はらはらしながら見守ってるよ
乗務員(口) 「どうかなさいましたか?お手数ですがなにかご用事がございましたら、他の乗務員にお伝えくださいませ」
進藤 巴 「さすがに伝わらんか、仕方ないほかの乗務員を探すとしようか香月君」
壱原 香月
「おっけー」
「じゃあ逆にむかってこー」
進藤 巴
「そうするとしよう」
死体まみれの車両を足早に進行方向の車両をみにいくよ
からくないKP
・座席を埋め尽くす人数の人々が座り、全員深く俯いたまま動こうとしない。
・性別、服装、年齢層も様々である。
・床や乗客たちの服には血が付いていたりもする。ただし顔は見えない。
・一席だけ空席である。その席は血まみれで、そこから引きずられたように次の車両の扉へ続く血の跡がある。その席の隣に小~中学校くらいの小さな女の子が俯いて座っている。
・まだ先への扉があることから、先頭車両ではなさそうだ。窓は真っ赤に染まっており中を伺い見ることはできない。
壱原 香月 「うわーーこっちもやばい」
進藤 巴
「…だな、本当になんなんだここは」
進行方向の車両へ入るよ
壱原 香月 ついてくよ
からくないKP はい。どうぞ。
壱原 香月
あんまり人はみないようにして歩くよー
こわいから
からくないKP みんな舌が首から出てるのが巴ちゃんは分かるよ。
進藤 巴 「…ここもさっきの男の人と同じ状態か…誰がこんなふざけたマネを…」むかっとしてる
壱原 香月 なんかむかっとしてるから頭をなでておくよ
進藤 巴 「…ありがとう、今は助かるよ」
壱原 香月
「うんうん」(にへら
じゃあこの車両に目星
からくないKP 良いでしょう。
壱原 香月
CCB<=80 【目星】
Cthulhu : (1D100<=80) → 12 → スペシャル
からくないKP 先程のスーツの男性を見ていないので《SANチェック:1/1d5》
壱原 香月
CCB<=40 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=40) → 13 → 成功
40→39
からくないKP <目星>:一人の女子高生が血まみれの可愛らしい便箋を握っていることに気づく。
壱原 香月 「ごめんね」っていいながらその便箋をとります
からくないKP 読まれますか?
壱原 香月 よむよー
からくないKP
血で汚れてほとんど読めないが、大まかな内容としては誰かを必死に励ましているように思える。
手紙の最後には「死ぬとか簡単に言っちゃダメだよ」と書いている。
読んだかつきくんはアイデアどうぞ。
壱原 香月
CCB<=60 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=60) → 43 → 成功
からくないKP <アイデア>ここにいる乗客のほとんどに、喉の傷の他に手首に深い傷があったり、首にぐるりと細く赤い痕があったりと痛々しい痕跡を多々見つけることができる。
壱原 香月
かくかくじかじか
「こ、ここまじやばい」
「いやーー巴ちゃんがいてくれてほんとよかった」
進藤 巴
「…痛々しいな」
「こんなところにひとりっきりはつらいからな、私も香月君がいてくれてよかったよ、うんまぁ」
壱原 香月 「うんうん」
からくないKP 空席の隣には、11~13歳程の少女が同じように俯いて座っているが、近づくとすぅすぅとかすかな寝息が聞こえることから生きていることがわかる。
壱原 香月 「あれ」
進藤 巴 「む、どうした?」
壱原 香月
「寝息が聞こえる」
その女の子に近づくよー
進藤 巴 「…!どれ見せてみろ」と少女を見てみます
壱原 香月 肩ぽんするよー
からくないKP
…スゥスゥ…と寝息が聞こえる。
声をかけたりゆすったり顔を上げさせたりすると、彼女は両目から血を流しているのがわかる。
そしてまるで寝起きのようにごしごしと目をこすり、目をつむったまま不思議そうに見渡すようなしぐさをすると、香月くんに向けて
少女 「おにいちゃん、どうしたの?」
からくないKP
と言う。
ここで巴ちゃんは精神分析をどうぞ。
進藤 巴
ccb<=90 精神分析
Cthulhu : (1D100<=90) → 95 → 失敗
からくないKP では何も分からない。
壱原 香月 「いや、起こしてごめんね・・・、大丈夫?」
少女 「うん、大丈夫だよおにいちゃん」
進藤 巴 「大丈夫かいおじょうちゃん?」(いやまぁ目から血を流してる時点で大丈夫じゃないが
壱原 香月 「そ、そう・・・?ところで君なんでここにいるのかわかる?」
少女 「お兄ちゃんが連れてきてくれたのに、覚えてないの?おとうさんがこわいから、遠いとこに行こうって。変なお兄ちゃん!」
壱原 香月 「と、ともえちゃーん・・・・・」
進藤 巴
「これは…キミをお兄さんと勘違いしているのか?」
小声で
壱原 香月 「そ、そうかも」(小声
からくないKP ここでもう一度、精神分析どうぞ
進藤 巴
ccb<=90 精神分析
Cthulhu : (1D100<=90) → 78 → 成功
からくないKP
<精神分析>:【痛覚の完全麻痺】と【兄への依存】の二つの不定の狂気をこの子は持っていることが分かる。
ここで巴ちゃんは医学どうぞ
進藤 巴
じゃあ軽く触診して麻痺に気付いた感じにしとく
ccb<=80 医学
Cthulhu : (1D100<=80) → 34 → 成功
からくないKP <医学>:彼女の目は両方とも無理にえぐり出されている。
進藤 巴 とりあえず痛覚と兄への依存について気付いたことを香月君に小声で伝えておくよ
壱原 香月 「おっと・・まじかー」(小声
からくないKP 体を調べた場合、かなりの数の痣や傷を体中にみとめることができる。
進藤 巴 (これは…)もしかして虐待だろうかと思いながら見ています
少女 「…?どうかしたの?おにいちゃんおねえちゃん」
壱原 香月
あたまなでとくよ
「…なんでもないさ」
進藤 巴 「…うむ、気にするなすまないね急に黙ってしまって」
少女 「わーい。わたしね、いま目が見えないからね、ちゃんと言葉で教えてね!」
進藤 巴
「…わかった、そうすることにするよ」
「と、自己紹介がまだだったね、私は進藤 巴だよ」
大塚 のぞみ 「のぞみはのぞみだよ!忘れちゃったの?」
進藤 巴 「そうか、のぞみちゃんか、ところでそこの君のお兄ちゃんはなんて名前なんだい?」
壱原 香月
「ど、どうしよう・・・・」
(おろおろ)
大塚 のぞみ 「?おにいちゃんはおにいちゃんでしょ?」
進藤 巴 「このままここに置いていくわけにもいかないからね、連れていってあげようと思うんだがいいかい?」と小声で香月くんに
壱原 香月
「え、えーっとそう、お兄ちゃんだよ!」
「おっけー」(こごえ
進藤 巴
「そうか、お兄ちゃんはおにいちゃんだったな、変な事を聞いてすまないね」
他特に調べられるとこなさそうなら次の車両を見に行きたいです。
からくないKP よかろう
壱原 香月
のぞみちゃんと手をつないどくよ
「手つないどこっか、のぞみ」
大塚 のぞみ 「つなぐー!」
壱原 香月 「よしよし」
進藤 巴 「うむ、仲良きことはよきことだ。守ってあげてねおにいちゃん」
壱原 香月 「うんうん」
進藤 巴 車両の窓を覗くよー
からくないKP
はい。
先の車両への扉は血で染まり、中は見えない。
進藤 巴
「…こっちの車両もやばそうだね、中が見えないからなんとも言えんが」
では次の車両へ進みます。
壱原 香月 「巴ちゃんがいるならオレ大丈夫・・・!」っていいながらついていくよ
進藤 巴 「うむ、頼りにしてるからなおにいちゃん」
からくないKP ではここでお二人とも、聞き耳どうぞ。
壱原 香月
CCB<=80 【聞き耳】
Cthulhu : (1D100<=80) → 65 → 成功
進藤 巴
ccb<=80 聞き耳
Cthulhu : (1D100<=80) → 37 → 成功
からくないKP 不明瞭ながらも「いやだ、やめろ、しにたくない!しにたくない!」と言っている風に聞こえる。声はすぐに途切れる。
進藤 巴 「…今のは」
大塚 のぞみ 「…おにいちゃんの声?」…小さくつぶやきます。
壱原 香月
「わーわーわーわー」
ボリューム抑え目で
からくないKP
では4両目描写します。
・車内は血まみれであり、目覚めた車両と同じくらい死体で散らかっている。
・どうやらここは先頭車両のようで、奥に乗務員室らしきものが見える。
・ある一つの窓に大量に血が付着しており、窓枠がひしゃげている。そしてそのそばに血まみれの小さな腕が落ちていた。
この状況下で腕の持ち主の姿も声もないことから探索者は想像してしまう。この腕の持ち主は窓から外に放り出され、必死にしがみついていた腕を窓枠をギロチンのように使い切り離されてしまったのだと。
・窓の傍に巨大なヒキガエルのような生き物が鎮座しており、それはちぎられた小さな腕を拾い上げ、弄びながら笑い声とも思える奇妙な音を鳴らしている。
SANチェック:0/1d8
進藤 巴
ccb<=77 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=77) → 37 → 成功
壱原 香月
CCB<=39 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=39) → 91 → 失敗
知ってた
1d8 SAN
Cthulhu : (1D8) → 1
39→38
進藤 巴 やるじゃん香月君
壱原 香月 <巴ちゃんのおかげだよ
進藤 巴 <そうか精神分析物理せずにすんでよかったな
からくないKP では、戦闘です。
壱原 香月 まって?
進藤 巴 戦 闘
からくないKP ?
壱原 香月 逃げれる?
進藤 巴 逃げの一手
からくないKP 逃げれますよ。
進藤 巴 「香月君!あんなのの相手してられないよ!前へ向かって全力逃走するよ!!」
壱原 香月 「お、おっけ」
からくないKP
ではDEX対抗どうぞ。
ヒキガエルみたいなのはDEX6です。
壱原 香月
res(9-6)
Cthulhu : (1d100<=65) → 4 → スペシャル
からくないKP では香月くんとのぞみは逃げ切り、前の部屋までいけるでしょう。
進藤 巴
res(8-6)
Cthulhu : (1d100<=60) → 97 → 失敗
からくないKP では失敗。ムンビのターンです。
壱原 香月 こっちクリだなんとかならなかった
からくないKP
少し足の遅かった巴に組み付きます。
ccb<=50 組み付き
Cthulhu : (1D100<=50) → 71 → 失敗
香月くんどうぞ
壱原 香月
いまともえちゃんどこらへん?
手をのばせば届くやろ!!!!!!!!!!!
補正!!!!補正!!!!!!!!!!!!
からくないKP
良かろう。
DEX+3で
壱原 香月
「巴ちゃん!!!!」手をめっちゃのばすよ
くそ!!!変換みすった
進藤 巴 手を伸ばしながら逃走再チャレンジするよ
からくないKP はい。
進藤 巴
res(11-6) RES+3
Cthulhu : (1d100<=75) → 31 → 成功
「…!すまない香月君!!」
壱原 香月 そのままひいて入ったの確認したらドア閉めるやで
からくないKP
伸ばしてもらった手を掴み、先頭車両の運転室に入ることが出来た。
ここで二人は、回避、幸運のどちらかどうぞ
壱原 香月
「ひ、ひー」
CCB<=45 【幸運】
Cthulhu : (1D100<=45) → 71 → 失敗
進藤 巴
ccb<=80 幸運
Cthulhu : (1D100<=80) → 48 → 成功
壱原 香月 スゥ~
からくないKP
ccb<=40
Cthulhu : (1D100<=40) → 19 → 成功
ドアの向こうから窓をブチ割り、槍が飛んでくる。障害物を隔てるため、ダメージは1d4。
壱原 香月 カスカス
からくないKP
1d4
Cthulhu : (1D4) → 3
壱原 香月
11→8
「いっ」
進藤 巴 「…なっ!?香月君!!」駆け寄ります
大塚 のぞみ 「?…おにいちゃん…どうしたの…?」
壱原 香月 「あー、大丈夫大丈夫」
大塚 のぞみ 「なら良かった!」
進藤 巴 「…すまない香月君私のせいで…」と止血を試みながら化け物が着てるか見たいです
壱原 香月
巴ちゃんに小声で「大丈夫、大丈夫、あーだめ痛い巴ちゃんに甘える~」
小声
からくないKP
化物はすでにいないようだ。ただし、何かが未だに車両上にいる気配はする。
先頭車両の運転室
・最後尾の運転室と同じく、黒いもやが制服を纏ったような姿をした乗務員がいる。ただしこちらにはどうやら耳があるようだ。
・内部は一般的な電車と同じもの。
進藤 巴 「…あの化け物は…追って来ていないな」とりあえず応急手当していい?
からくないKP どうぞ。
進藤 巴
ccb<=80 応急手当
Cthulhu : (1D100<=80) → 70 → 成功
1d3 回復量
Cthulhu : (1D3) → 1
からくないKP 止血ばっちり
壱原 香月 HP8→9
進藤 巴 「とりあえず止血は出来たが…こんなところではまともに治療できんな…すまない」
壱原 香月 「ありがと巴ちゃん」
大塚 のぞみ 「血が出てたの…?」
進藤 巴 「なに、礼を言うのはこちらのほうだありがとう香月君助かったよ」
壱原 香月 「ちょっとこけちゃってさー」
大塚 のぞみ 「大丈夫?」
壱原 香月 「巴ちゃんに手当してもらったから大丈夫だいじょーぶ」
進藤 巴 「のぞみちゃんはおにいちゃん思いのいい子だね」なでなで
大塚 のぞみ 「えへへ」
進藤 巴 「…こっちの乗務員さんは耳があるみたいだね、声かけてみるとしますか」
からくないKP かまわんで
進藤 巴 「すみません、乗務員さん、私達乗り間違えてしまったようなのでおろして頂きたいのですが」と乗務員さんに話しかけるよ
乗務員(耳) 「…」
進藤 巴 「…そうか口がないからしゃべれないのか」
からくないKP 無言で張り紙を指差してくれるよ
進藤 巴 張り紙をみるよー
からくないKP
「申し訳ございませんが、運転中につきお話を伺うことはできかねます。
ただ、どうしてもというご用事の場合はその限りではございません」
壱原 香月
「なにかあるの?」
っていいながら見るよ
からくないKP どうぞ~
壱原 香月 「ええっどう考えてもどうしてもの用事じゃない!?」
進藤 巴
「まぁ…どうしてもだよな」
「あー乗務員さんどうしてもという用事なのですが、電車からおろしてもらえませんかね?」
乗務員(耳) 「…」
壱原 香月 (のぞみちゃんの耳をふさぎながら)「オレら死ににきてないんだけどー」
からくないKP
シークレットダイス
シークレットダイス
では、窓枠に槍が刺さる。
壱原 香月 (びくっ)
乗務員(口) アナウンス「ただいま、二駅目を通過いたしました。ただいま二駅目を通過いたしました。」
進藤 巴 (耳)さんは何か反応しめしてくれそう?
壱原 香月 「と、巴ちゃん~」
からくないKP 何も示さないよ
壱原 香月 あ、部屋にめぼししたい
からくないKP どうぞ
壱原 香月
CCB<=80 【目星】
Cthulhu : (1D100<=80) → 59 → 成功
進藤 巴 「しっかり香月君」
からくないKP じゃあーーー…
壱原 香月 「巴ちゃんがいるから大丈夫」
進藤 巴 「軽口は健在だな、その調子だ」
壱原 香月 「がんばる~~~~」
からくないKP 先程、香月くんを貫いた槍の通った穴から、先程までムンビが弄んでいた腕が何か握っているのが見えた。
壱原 香月 「・・・・?」
進藤 巴 「…何かあったのかい香月君」
壱原 香月 もう化け物以内?
からくないKP いなーいよ
壱原 香月
「なんかあるみたい、ちょっと取りに行ってくる」
とりにいきまーす
からくないKP
はい
握られていたのはくしゃくしゃになった紙きれで、血で描かれたような震える赤い文字で「いきて」とある。
壱原 香月
「いきて・・・・」
巴ちゃんにみせにかえるよ
からくないKP ほい
進藤 巴 「これは…この子の…お兄さんの」
大塚 のぞみ 「?」
壱原 香月
「なんでもないーよ」
「うん、生きないとな、うんうん」
進藤 巴 「車掌さん、私達はどうしても生きたいのですが、なんとかお話聞いて頂けませんか?」
からくないKP 運転士は急ブレーキをかけ、完全に停車してから扉の開く音とアナウンスが流れる。
乗務員(口)
「大変申し訳ありませんでした。こちらの不手際により、本来ご乗車になられるはずのないお客様がいらっしゃったようです。
お客様の下車のため緊急停車させて頂きました。乗務員の案内に従って頂きどうぞお降りください。どうか、生きようとするお客様の前途に、幸あらんことを」
からくないKP 運転士は深々とお辞儀をすると、外へ出るように促すようなしぐさをする。
壱原 香月 「行こう」
進藤 巴 「うん、ありがとう車掌さん」
壱原 香月 「ありがとう車掌さん!」
からくないKP ちなみに辺りのムーンビーストは車掌二人がワンパンでみんな殺したよ。
壱原 香月
のぞみちゃんの手をひっぱてくよー
連れてかない選択肢はないとおもうのーで・・・
からくないKP はい。どうぞ。
進藤 巴 お兄ちゃんに託されたからね「生きて」って
壱原 香月 「のぞみちゃん、あのさ」
大塚 のぞみ 「うん?」
壱原 香月 「うん、オレあんま頭よくないからうまくいえないけどさ」
大塚 のぞみ 「うん、どうしたの?」
壱原 香月 「生きるって、めんどくさいこととかつらいととか多いけど、楽しいこといっぱいあるよ、うん」
進藤 巴 「…なんというか君らしいな」
大塚 のぞみ 「…うん!分かった!」
壱原 香月 「うんうん」
進藤 巴 「ああ、生きてればいいこといっぱいあるさ行こう」
からくないKP
促されるまま扉を出ると、そこは真っ暗闇だ。間もなく背後で扉が閉まった。電車はどこかへと走り去ってしまった。
足元はおぼつかなかったが、確かに道は存在しているようだった。当てもなく進んでいくと、どこからか光が見えてくる。
そして間もなく、探索者はその優しい光に包まれ再び意識を失うことだろう。
…さわがしい喧騒に目を覚ますと、駅員たちが真っ青な顔で見降ろしていた。話を聞くと、どうやら自分はふらりと線路に飛び込んだらしい。
だが奇跡的に電車とホームの隙間へ落ちたらしく、無傷だったとのこと。そして数日前にここよりも前の駅で行方不明になっていた兄妹のうちの一人が、
何故か傍に倒れていたそうだ。兄はまだ見つかっていないとのこと。
監視カメラにも、背を押したはずのあの男の姿はなかった。
探索者は警察の事情聴取や検査入院等で慌ただしく過ごしたのち、事故としてそう経たず解放されるだろう。
帰り際、話を聞けばあの少女は精神的なショックから視覚を失っていること、兄はまだ見つかっていないこと、
ただ、少女は別居していた母親に引き取られ、母親も夫との離婚や裁判などについて相談を行っているとのことだ
おめでとうございます。シナリオクリアです。
壱原 香月 やったーーーー!!!!
進藤 巴 やったああああああ!!!!