ワンルーム・ディスコン

メイン

天衣 理王 出ます「噂をすれば」

斎藤 「あ、あー聞こえる!? 準備出来た、今行くからドア開けて待ってて!」

天衣 理王 「ドア開けて!?お、おう?」慌てて玄関行くわ
「本当に大丈夫なんだろうな?!?」

斎藤 「大丈夫、駆け込むし!」

天衣 理王 歪みきったドアをむりやりあけます

山門 銀次 「お、おい!」念のためついてきます

KP 聞き耳どうぞ

天衣 理王 CCB<=75 【聞き耳】 (1D100<=75) > 75 > 成功

KP 発砲音が数発聞こえる。

天衣 理王 「なんで日本じゃありえねー音が聞こえんだよ!?」

KP 玄関から廊下を見てみると、血だらけの斎藤が廊下を走ってくるのが見える。
そしてぎくしゃくとした動きで血をまき散らしながら住人たちが追ってくる。顔に穴が開いていて無事ではないはずなのに、操り人形のように体を動かしこちらへ向かってくる。
その背には、巻きひげが屋上から伸びているのも確認できる。
死んでも動く死体を見た 
?SANC 0/1d6

天衣 理王 CCB<=69 【SAN値チェック】 (1D100<=69) > 17 > 成功
「斎藤さん!!!」ドアを全開にあけます!

KP 斎藤は慌てて部屋に駆け込むとドアを閉めた。住人たちは、また壊れる勢いで玄関を強く叩いてくる。

斎藤 「はあ、はあ……あぶねー!!」

一ノ瀬 睦 「だ、だいじょうぶですか!?」

天衣 理王 ドア抑えながら「な、な、なんつー無茶・・・!」

山門 銀次 「な、なん!?アンタどういう!?」

KP 斎藤は乱れた息を整え、あなたたちにお礼を言う。

三枝 真昼 「すごーい」

斎藤 「い、いやーありがとう、助かったよ」
「今までムショに入ってたし……ここの住人の目もあるし……君らのおかげでホント助かった!」

三枝 真昼 「ムショ」

斎藤 「じゃあさっそく! この魔法陣使って外のやつらどうにかするかね」

一ノ瀬 睦 「さ、斎藤さんがここにいれば変なゾンビさんとか出てこないんでしたよね?」

斎藤 「え、あうん。ゾンビみたいなのは出て来ないかなー」
「ゾンビじゃなくて、この魔法陣からもっと強い神様をお呼びするの! アブホースっていう神様だよ」
「1体じゃなくて4体の供物があればとりあえずは満足してくださるかな?」

天衣 理王 「は・・・・・」

一ノ瀬 睦 「えっ?あ、あの?」

三枝 真昼 「やばい人じゃん!!」 (戦闘態勢

ニゴウ 「やばいヤツです!!」

斎藤 「おっ、なんだやる気―? でも残念! もう門は開いているし、アブホース様はすでに目覚められている!!」
「さぁ、もう少ししたらここに上がってこられるさ」

天衣 理王 「やっぱここの関係者ロクなもんじゃねえ・・・!!!」

KP 悪臭が立ち込める。
玄関外の住人たちも、303号室の床から湧き上がってくる存在の気配に侵入を躊躇している。
床からは粘着質であるが、確かに意思を持った物体が湧き出てくる。うち一際大きな二体が、ベトベトとあなたたちを生贄にするべく近づいてくる。
アブホースの落とし子を目の当たりにした 
?SANC 1/1d3

サンゴウ 「次から次へと変なモンが出て来やがるな!!」

山門 銀次 CCB<=52 SANチェック (1D100<=52) > 30 > 成功

三枝 真昼 CCB<=38 【SAN値チェック】 (1D100<=38) > 45 > 失敗
1d3 (1D3) > 3

一ノ瀬 睦 CCB<=68 【SAN値チェック】 (1D100<=68) > 36 > 成功

天衣 理王 CCB<=69 【SAN値チェック】 (1D100<=69) > 64 > 成功

system [ 一ノ瀬 睦 ] SAN : 68 → 67
[ 山門 銀次 ] SAN : 52 → 51
[ 天衣 理王 ] SAN : 69 → 68
[ 三枝 真昼 ] SAN : 38 → 35

一ノ瀬 睦 「きゃっ!?な、なに!?」

KP 下から湧き上がるものを止めなくてはならない! 

ニゴウ 「あー! その、斎藤さんを気絶させて下さい! そうすればワタシが精神転移して門を閉じられるかもしれない!」

山門 銀次 「今度こそ成功すんだろうな!!!!」

天衣 理王 「おめーーの精神転移今度こそ信用していいんだろうな!?!?」

三枝 真昼 「ここでできなかったらニゴーちゃん、精神のっとれないだけの謎の存在だよ!いけるいける!!!」

ニゴウ 「や、やれます! エエ、信じて下さい!」

一ノ瀬 睦 「と、とにかく斎藤さんを止めればいいんですね!?」
「ニゴウさんを信じます!」こぶしぎゅっ

ゴゴウ 「なんかヤベーことなってんじゃん! やっぱこのマンションぶっ壊れてるっすよ!!」

天衣 理王 「全くだよ!訴えたら勝てンぞこれ!」

KP 戦闘を開始します
戦闘中、探索者にできること

・クトゥルフ神話技能を振る
・斎藤に攻撃(気絶を狙う)
・クトゥグアの招来を試みる
では山門から

山門 銀次 斎藤さんに攻撃します
CCB<=70 【こぶし(パンチ)】 (1D100<=70) > 55 > 成功
CCB<=71 【マーシャルアーツ】 (1D100<=71) > 1 > 決定的成功/スペシャル
2D3+1D4 MAこぶしダメージ (2D3+1D4) > 4[3,1]+2[2] > 6
1d3 (1D3) > 2

斎藤 「ンギャ」
CCB<=55 【ショックロール】 (1D100<=55) > 50 > 成功
「い、いってえな!! オイ!!」

山門 銀次 「チッ、案外丈夫だな」

KP 次は三枝

三枝 真昼 殴ります!!!

KP どうぞ~

三枝 真昼 CCB<=80 【こぶし(パンチ)】 (1D100<=80) > 53 > 成功
CCB<=70 【マーシャルアーツ】 (1D100<=70) > 11 > スペシャル
1d3 (1D3) > 1
ダメージ2倍なので2!!!!

斎藤 「ンギャ!!」
「はあ……はあ……な、なんなんだよテメーらァ!!」

三枝 真昼 「えーーまだ意識保ってるのーー?そろそろ落ちたほうが痛くないよ?」

天衣 理王 「お前のほうがなんなんだよ・・・!銀兄と真昼のこぶしくらって立ってられるとか・・・!その二人有段者だぞ!?って銃!?」

山門 銀次 「肋骨の一本ぐらいはイってそうなんだけどな……」

三枝 真昼 「しぶとーい」

KP しかし斎藤は殴られた腹を抱えて、フラフラと倒れてしまった。
では次天衣のターン

天衣 理王 落し子を・・・なぐれ、ます・・・?

KP どうぞ~

天衣 理王 CCB<=70 【こぶし(パンチ)】 (1D100<=70) > 18 > 成功
1d3+1d4 (1D3+1D4) > 3[3]+1[1] > 4

KP べちょっとパンチされました。

天衣 理王 「うっ感触きもちわる」鳥肌

KP 一ノ瀬どうぞ。

一ノ瀬 睦 頑張ってなぐろう…こぶし!

KP どうぞー

一ノ瀬 睦 CCB<=77 【こぶし(パンチ)】 (1D100<=77) > 36 > 成功
1d3 (1D3) > 3

KP べちょっとパンチされました。

一ノ瀬 睦 「こ、こないでー!」べちょどごぉ!

KP 2体いる どっち殴るか 聞いてない 今から教えて 頂けますか

一ノ瀬 睦 理王君が殴ったほう殴りました。

天衣 理王 じゃあ落し子1で

KP はーい

落とし子1 1d4 (1D4) > 4
CCB<=40 【叩き付け→三枝】 (1D100<=40) > 54 > 失敗

落とし子2 1d4 (1D4) > 2
CCB<=40 【叩き付け→天衣】 (1D100<=40) > 39 > 成功

KP 回避どうぞ

天衣 理王 CCB<=32 【回避】 (1D100<=32) > 66 > 失敗

落とし子2 1d6 (1D6) > 1

KP HP1点マイナスして下さい。

system [ 天衣 理王 ] HP : 13 → 12

落とし子1 1d10 (1D10) > 6

落とし子2 1d10 (1D10) > 9

KP ラウンドまわって山門のターン

山門 銀次 落とし子1を殴ります!

KP どうぞー!

山門 銀次 CCB<=70 【こぶし(パンチ)】 (1D100<=70) > 15 > 成功
CCB<=71 【マーシャルアーツ】 (1D100<=71) > 46 > 成功

KP ダメージどうぞー

山門 銀次 2D3+1D4 MAこぶしダメージ (2D3+1D4) > 3[1,2]+4[4] > 7

KP ぐっちょりとパンチしました。
三枝のターン

山門 銀次 「きっっっもちわる!!!!」

三枝 真昼 「ニゴーちゃん!活躍の場だよ!!!ごー!」

ニゴウ 「ムムムムム、お待たせしました行けそうです! ゴー!!」

KP 三枝の体からするりと何かが飛び出し、床で伸びている斎藤の中に入りこむ。斎藤はゆらりと立ち上がると呪文を唱え、すぐさま門を閉じた。
門は閉じられ、アブホース招来を食い止めた。
魔法陣から出てきていた2体も沸々と音を立て、その場から消え去った。

斎藤 「や、やりました、ワタシやりましたよー!」

三枝 真昼 「やったー!乗っ取れたじゃん!」

天衣 理王 「お、おお・・・成功した・・・」

一ノ瀬 睦 「な、なんとかなったんですね…よかった…」

山門 銀次 「はー……一時はどうなるかと……」

KP しかし……
自身の中にいた異物が消えたことによって、外にいる存在がこの空間に干渉できるようになったのだ!
建物全体が揺れた後、窓が勢いよく割れた。

割れた窓の先にいる存在を目にしてしまう。青黒い巨大な肉の塊がこちらを覗き込むようにしているのだ。
初めて見た天衣、一ノ瀬のみ
?SANC1d3/1d20

天衣 理王 CCB<=68 【SAN値チェック】 (1D100<=68) > 47 > 成功
1d3 (1D3) > 2

一ノ瀬 睦 CCB<=67 【SAN値チェック】 (1D100<=67) > 17 > 成功
1d3 (1D3) > 3

system [ 天衣 理王 ] SAN : 68 → 66
[ 一ノ瀬 睦 ] SAN : 67 → 64

天衣 理王 「うっ・・・あ、あれさっきふたりが言ってた・・・」

サンゴウ 「お、オイッ、もうここ限界だぞ!?」

三枝 真昼 「えっどうしよう!外に逃げる?!」

山門 銀次 「外ったって!!」

一ノ瀬 睦 「あ、あれが…」

KP ドアを指さしサンゴウが大声を上げる。歪んだドアは破られ、奴らが雪崩れ込むように侵入してくる。銃で頭を打ち抜かれても動いている化け物に囲まれてしまい、現在のあなたたちは、まさに袋のネズミ状態だ。

天衣 理王 「こ、ここでやるか・・・!?」

ヨンゴウ 「あ、あわわ……し、死ぬ……殺されちゃう……」

ゴゴウ 「俺達もう死んでるっすよ!!!」

一ノ瀬 睦 「ヨ、ヨンゴウさん、お歌でどうにかできませんか!?」おろおろ

ヨンゴウ 「ひえっ!? え、ちょっと、そういうのは専門外と言いますか……」

一ノ瀬 睦 「そ、そそそ、そうですよねー!」

三枝 真昼 「こ、ここで呼んで死なないかな!??!」

KP 3d2 (3D2) > 4[1,2,1] > 4
部屋には4人の住人が雪崩れ込んできている。しかしここからでも、玄関の外へマンション中の住人が詰めかけているのが分かるだろう。
※探索者にできること
・クトゥグアの招来を試みる
・門の創造を使用し脱出を試みる

斎藤 「アッ、アノ! みなさん、そこに広げてある魔法陣! それで外に逃げられるかもしれません!」
「門の創造と言います、この体ならそれを繋いで外に出られるかもしれません!!」

三枝 真昼 「まじ!?ニゴーちゃんえらい!」

天衣 理王 「まじかよほんとなんでもアリだな・・・!」

一ノ瀬 睦 「こ、このままここにいたら危険ですし、外に出られるならやってみましょう!」

山門 銀次 「じゃあさっさとずらかろうぜ!!いよいよマズいぞこれ!!!」

三枝 真昼 「外でよう!!!」

天衣 理王 「お、おう・・・!」

情報

KP ●剥いだ魔法陣を広げて使用する場合
使えるように準備するのに1ターン消費、斎藤(イス人)のターンで呪文を使用する流れが必要。次のラウンドで門が開き、外に逃げることが可能。

メイン

KP 広げてあるので広げるターンは無しで良いです!
では山門から! どうしますか?

山門 銀次 禁煙中ですが運よくライターがないかポケットさぐっていいですか!!!!

KP どうぞ~幸運で

山門 銀次 CCB<=75 幸運 (1D100<=75) > 63 > 成功

KP あったわ。

山門 銀次 「理王!!」そっちに投げます

天衣 理王 「え、あ!ライター持ってたのかよ!?」慌てて受け取ります

KP 次三枝のターン

三枝 真昼 えっできること…ある…!?

KP う、うーん、好きにどうぞ……

三枝 真昼 「ニゴーちゃん!外でる準備よろしくね!!!!」

斎藤 「アッ、はい!!」

三枝 真昼 ターーンエンド!!!!!!!!!

KP では斎藤(?)のターン

斎藤 「今から呪文を使います!! チョット時間かかりますから、耐えて下さい!」

KP 斎藤(?)は門の創造を試みている。
次、天衣のターン

天衣 理王 「おいコラ起きろ5号やるぞ!!」クトゥグアの招来を試みます

KP はい、正気度1d10、MP1d6消費して下さい。

天衣 理王 1d10 正気度 (1D10) > 2

system [ 天衣 理王 ] SAN : 66→ 64

天衣 理王 1d6 MP (1D6) > 2

system [ 天衣 理王 ] MP : 7 → 5

ゴゴウ 「よーし俺、張り切っちゃうっすよーーー!!」

天衣 理王 「俺たち殺すなよ!!」
譲り受けたライターを着火!

KP 天衣(にとり憑いたゴゴウ)が呪文を唱えれば、ライターの炎が大きく揺らめきパラパラと小さな火の玉が現れたかと思うと、すぐさま三つの燃える花弁を持った炎の円と形を変えた。

斎藤 「あれ?」

ゴゴウ 「アッ!!!!! やっべ!!!!!」

KP そして二人同時に「これ違うやつだ!!!」と声を上げた。

三枝 真昼 「ばかーーーーーーーー!!!!!!!!!!」

一ノ瀬 睦 「えっ!?えっ!?えっ!?」

KP 生きた炎は住人を捕らえ、燃やし貪る。そしてマンション全体を炎で包み始めた。

ゴゴウ 「アハハ、うーん、まあ、燃えてますし!?」

サンゴウ 「おいコラ!? 燃え過ぎじゃねえか!?」

三枝 真昼 「わたしらも燃えるじゃん!!!ばかーー!!!」

一ノ瀬 睦 「は、はやく逃げなきゃ!?」

ヨンゴウ 「ああっ、し、死んじゃう、死ぬー!!」

天衣 理王 「おまえマジふざけんなよ!!?!?絶対祓ってやるから覚悟しろや!!!!」キレ

山門 銀次 「ど、どうすんだよこれ!!!!!」

ゴゴウ 「えーーーんゴメンマジゴメンってばー!!」

KP 次、一ノ瀬のターン。

天衣 理王 「睦!とにかく魔法陣のそばいけ!はやく!」

一ノ瀬 睦 「う、うん!わかった!」素直に魔法陣へ行こう

KP 部屋が炎と煙に飲み込まれていく。
1D6 + 2のダメージ

山門 銀次 1d6+2 (1D6+2) > 2[2]+2 > 4

三枝 真昼 1d6+2 (1D6) >6[6]+2> 8

system [ 山門 銀次 ] HP : 13 → 9

天衣 理王 1d6+2 (1D6+2) > 2[2]+2 > 4

一ノ瀬 睦 1d6+2 (1D6+2) > 5[5]+2 > 7

system [ 天衣 理王 ] HP : 12 → 8
[ 一ノ瀬 睦 ] HP : 11 → 4
[ 三枝 真昼 ] HP : 11 → 3

KP ショックロールどうぞー

三枝 真昼 CCB<=70 【ショックロール】 (1D100<=70) > 41 > 成功
「わたしは!!!!死なない!!!!」(ぐらぐらしながら

一ノ瀬 睦 CCB<=60 【ショックロール】 (1D100<=60) > 8 > スペシャル

ヨンゴウ 「大丈夫です、一ノ瀬さん、一緒にここを出ましょう!」

一ノ瀬 睦 「あ、ありがとう…ヨンゴウさん…はい、一緒に出ましょう…!」

サンゴウ 「あーっ、クソ、煙は吸うな! 口塞げ!!」

山門 銀次 「真昼!使え!!」ネックウォーマー投げます

三枝 真昼 「ありがとぎんちゃん」(ふらふら)(つける

KP 突如三枝は、頭を揺さぶられるような感覚に襲われる。
POW25との対抗どうぞー

三枝 真昼 RESB(13-25) (1d100<=-10) > 自動失敗

KP ぐらりと体が揺れ、意識がたもてなくなる。まるで糸に吊られるような感覚に襲われたその瞬間、あなたを呼ぶ声がした。

ニゴウ 「さ、三枝さん!!」

三枝 真昼 「ん~~……」

KP ニゴウが斎藤の体を捨てて、再び三枝の体に入り込む。すると体が自由になった。

ニゴウ 「呪文は無事にセイコウしました!! こんなクソマンションさっさと出ますよ!!」

三枝 真昼 「ん……出る!」

KP 門は完成したようだ
魔法陣に入り、出てきた先は最寄りのスーパーの裏側だった。
落書きだらけの壁があり、底に紛れて魔法陣が書かれていた。落書きは端から清掃され消えていて、あと少しで出てきた魔法陣も消される寸前だった。
遠くでマンションが勢い良く燃えているのが良く見える。

ニゴウ 「あのマンションの住人たちは、既に死んでいたアンデッドでした……まあその、火葬ということでドウでしょう?」

三枝 真昼 「死んでたんだ~」

ゴゴウ 「いや~いい燃えっぷりですね!!」

天衣 理王 「おめーーーな!!」掴みかかろうとしてスカる

KP ニゴウ(体は三枝)が指差した先を見ると、マンションから住人たちの霊が天に昇って行くのが見えた。

三枝 真昼 「わー南無南無…」

サンゴウ 「お~盛大に召されてんなあ……。俺たちも、いい加減成仏すっか」

一ノ瀬 睦 「えっ」

ヨンゴウ 「そう……ですね、あの……不謹慎です、けど……皆さんと過ごした時間……楽しかったです……」
「その……一ノ瀬さん!! 私、ちゃんと生まれ変わって、もう一度音楽やってみようと思うんです」

一ノ瀬 睦 「ヨンゴウさん…はい!お別れは寂しいですけど、ヨンゴウさんの音楽聞けるの楽しみにしていますね!」

ヨンゴウ 「はっ、はい! 私……一ノ瀬さんに素敵な音楽を届けられるよう、来世で頑張ります!」

天衣 理王 「・・・なんなら送ってやるよ。ちゃんと天に昇って魂が巡れるように」

ゴゴウ 「えっ、そんな……イケメンっすね! 俺うっかりときめいちゃいました!!」

サンゴウ 「テメーに言ってねえと思うぞ」

天衣 理王 「お前は一回仏の前で裁かれてこいよ。んでもう変なカミサマ信仰すんなよな!マジで!許してねえからな!」

ゴゴウ 「エーーーッ! でもほら、結果オーライ良い感じの火葬になったっしょ? 激熱じゃないスか!?」

山門 銀次 「……ここまでポジティブだと文句を言う気も失せるな……」

三枝 真昼 「これは…ニゴーちゃんも成仏しちゃう流れ…?」

ニゴウ 「いやだからワタシは幽霊じゃありませんって!!」

天衣 理王 ためいき「二号お前はどーすんの」

ニゴウ 「ドウしましょう、まだ先は未定です!」

三枝 真昼 「そっか~」

サンゴウ 「山門、勝手に飯食って悪かったな」

ヨンゴウ 一ノ瀬ちゃんにしがみついてえんえん泣いてる、お別れの涙

一ノ瀬 睦 ヨンゴウちゃん抱きしめて涙浮かべて頭撫でてる

山門 銀次 「いいよ今更。それよりちゃんと名前ぐらい思い出せるといいな」

サンゴウ 「そうだな、俺ちゃんと葬式やってもらえたのか? まあ、お前はまともな死に方しろよ、折角友人に恵まれてんだ」

山門 銀次 「……まともに死ぬような生き方をしてみるよ」

サンゴウ 「ハハ、良いねえ。そんだけ若けりゃいくらでも生き方なんざ選べるさ」

ニゴウ 「えっ、なんです、もしかしてここで去らないと空気読めてないカンジですか?」

三枝 真昼 「いやまあいいんじゃない?」

天衣 理王 「べつにお前がいてもいなくても真昼はやかましいし変わんねえよ」耳塞ぐ

三枝 真昼 「は~~~???りーちゃんわたしに喧嘩うってる~~??」(構える

天衣 理王 「事実を言っただけですがーーーー?」

三枝 真昼 「頬を!つねってやるう!」

天衣 理王 「いてっ!やめろ!暴力女!ほらもういくってよ!」

ヨンゴウ 「それじゃあ私……そろそろ行きますね。きっとすてきな音楽を、一ノ瀬さんに届けてみせます」

一ノ瀬 睦 「はい、私待ってますからね」

サンゴウ 「おう、アチラさんの挨拶がすんだみたいだからお前も行くぞ」

ゴゴウ 「うっす! いいっすねえこういう別れ、熱くて! そんじゃ!」

山門 銀次 「その、いろいろ世話になったな、三号サン」

サンゴウ 「おう、この恩は来世に払ってもらうとするよ」

天衣 理王 「仏も悪いようにはしねーよ。だから安心してさっさと逝って還ってこいや」

ゴゴウ 「うーん、なんか仏教に改宗したくなってきた……それじゃ、またいつか!」

KP 幽霊たちはそれぞれ別れの言葉を交わすと、星空の中、消えて行ってしまった。

三枝 真昼 「ばいばーい」

ニゴウ 「バイバーイ」

一ノ瀬 睦 「みなさん、またお会いしましょうね~」泣きながら手をぶんぶん

天衣 理王 短くお経を唱えて拝みました

山門 銀次 ぼんやり空を見上げてる

KP ------------------------------------------------------------------------------------  
その後。
救急隊員、消防車、警察が来てあなたたちも一通り事情聴衆を受けることになる。あなたたちが正直に話したとしても、信じてはもらえないだろう。しかし、何事もなくすぐ解放された。
マンションはよく燃え上がり、火元がどこだったのかさえ分からなくなったようだ。
三枝は、事情聴取を受けている内に自分の中からニゴウがいなくなったことに気が付く。どこかに旅だってしまったのだろうか。
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あなたたちは揃って、近くの病院に入院することとなった。
そこへ、一ノ瀬へ部屋を紹介した不動産屋が現れる。

不動産屋 「あんたらだけ無事とは……な、何かしたんじゃないだろうな!」

三枝 真昼 「あーー訴訟の準備すすめてもらったほうがいい?むーちゃん」

一ノ瀬 睦 「えっ、あっ、えーっと」

不動産屋 「な、なんだと!? 訴えたいのはこっちの方だぞ!!!」
「どうせ火をつけたのはあんたらなんだろ!!」

三枝 真昼 「ちがいますー」

天衣 理王 「証拠はー」

山門 銀次 「そもそもなんなんだあのマンション」

不動産屋 「知らん知らん!! 一体どれだけの損害になったと、訴えてやる、裁判ダーーーーーーッ!!」

三枝 真昼 「あ~じゃあこっちもにーちゃん呼びますね」

KP 不動産屋が半狂乱で叫んでいると、ひとりの警察官が走ってきた。

警察官 「待ってください、犯人だと思わしき人物が自首しました」

不動産屋 「は、ハア?」

警察官 「彼らは完全に被害者側です!」

KP 続けて警察官が言葉を続けようとしたところ「うっ!!」と声を漏らし倒れてしまう。それを見た不動産の人も「え!?」と声を上げた瞬間倒れてしまった。

天衣 理王 「な、なんだ?え?」

一ノ瀬 睦 「だ、だいじょうぶですか?」ゆさゆさ

三枝 真昼 「ありゃ~」(動けない

KP 一ノ瀬に揺さぶられた不動産屋はふらふらと立ち上がり、あなたたちに笑顔を向けた。

不動産屋 「フウ……なんとか上手く戻って来れましたね!」

三枝 真昼 「……ニゴーちゃん?」

不動産屋 「ソウ! ワタシ、です、ニゴウ! いやー皆さん無事で良かった!」

三枝 真昼 「えーーなんで消えてたの?なんで帰ってこれたの?えーーおかえり」

不動産屋 「イヤー、警察関係者の体を渡り歩きまして。なんとかみなさんを無実として解放するホウコウに持って行きました。がんばりましたよワタシ!」

天衣 理王 「2号おまえ・・・」じーん

三枝 真昼 「ちょうがんばったじゃんニゴーちゃん!」

一ノ瀬 睦 「ニゴウさん…ありがとうございます…!」

山門 銀次 「いや、すごいな!?」

不動産屋 「えっへんうっふん! シカーシ、ここからが本番です。サア一ノ瀬さん、これからの話をしましょう!」

一ノ瀬 睦 「えっ、こ、これからですか?」

不動産屋 「なんと、イマのワタシの頭の中にはいい物件の情報がたっぷりです!」

一ノ瀬 睦 「な、なるほど?」

不動産屋 「新しいお家、探しましょう!!」

三枝 真昼 「駅チカにしよ、むーちゃん」

天衣 理王 「そうだぜ、ちょっとでも楽になるほうがいいって」

山門 銀次 「あとスーパーも近くにあると便利だぞ」

一ノ瀬 睦 「そ、そうだね。今度はちゃんと選ばないとだね」

不動産屋 「駅チカ、スーパーも徒歩圏内、フムフム」

KP 楽し気に物件資料を取り出した不動産屋……改めニゴウが、今度こそほどほどに安い家賃のいい物件を紹介してくれるだろう。あなたはたちはあらためて、お泊り会パーティーをしたのであった。
生還報酬
・正気度回復:2d10
・今回使用した技能うち 3つ1d10成長。
・HO1…音 楽 技 能(なんでもOK)1d20+10
・HO2…好きな交渉技能1d10+5
・HO3…好きな行動技能1d10+5
・HO4…好きな知識技能1d10+5
それでは、ワンルーム・ディスコン終わります! 長い間お付き合い有難う御座いました~!

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