エトワールトランの鐘が鳴る

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GM アンサングデュエット
『エトワールトワンの鐘が鳴る 』
チャプター0「異界へ導く鐘は鳴り始める」 異界深度4
二人は初めてのデートに科学館にプラネタリウムを見にきていました。
そこは初めて二人で出かけた場所です。
あの時とは違う関係に少しくすぐったくなりながら、デートを楽しみました。
出口を出ると、空が赤く染まっています。
楽しかったデートももうそろそろ終わりの時間です。
さみしいな、と思ったかもしれません。
同じ気持ちだったのか、彗星が手を差し出してきました。

相川彗星 「…手、繋ぐ?」

天川ゆき 「・・! は、はい!」

GM では、二人は手を繋ぎながら帰路につきます。

相川彗星 「…プラネタリウム、よかったな」

天川ゆき 「はい!綺麗でした。まえに見たときよりその・・・」
「ち、ちがってみえたというか・・・」

相川彗星 「うん、確かに」

天川ゆき 「え、えへ・・・」ニコニコ

相川彗星 (ちょっと立ち止まって撫でた)

天川ゆき 「わっ せ、せんぱいどうしたんですか」

相川彗星 「え、いや、かわいいなって思って…嫌だったか?」

天川ゆき 「いや、じゃないです!えっと、じゃあもっと撫でてほしいです!」

相川彗星 「ん」(やさしく撫でる)

天川ゆき 「へへ・・・」(照れながらニコニコしている)

GM そんなやりとりをしながらゆっくりと歩いていると、いつもの通る道と踏切がある道まで帰ってきました。
そんなとき着信がきたのでしょうか?彗星がスマホを取り出し、

相川彗星 「ごめん、あっちに用事ができた」

GM と少し困った顔をしながらいいました

天川ゆき 「あ、そうなんですか?・・・じゃあここでお別れですかね」

相川彗星 「家まで送れなくてごめんな」

天川ゆき 「そんな!全然!ここから遠くないですし!」
「あのっ先輩も気をつけて行ってくださいね」

相川彗星 「…ああ」
「…、今日は楽しかった」
「また、一緒に出掛けような」

GM そして返事を待たずに、踏切を渡っていきました。
カンカンカンカン──
警報機はそれを遮しました。丁度電車が来るようです。
遮断機はあなたの目の前を降りていきます。
その音を聞いて、彗星は振り返って、手を振りました

相川彗星 「じゃあ!」

天川ゆき あわてて手を振り返す

GM 手を振る前か…振った後か。
電車は目の前を通り、彗星の姿を隠しました。
やがて電車が通り過ぎた、その時でした。
あなたは踏切に違和感を覚えます。
あなたの目の前にある踏切の中央が、赤黒く染まっていました。
何かが引きずられたような跡。
何かが擦れたような跡。
嫌でも理解できたでしょう。
それは血です。そして、その血だまりの中に肉片のようなものが落ちています。
クラクラするような光景が目の前にはありました。

天川ゆき 「え・・・・・・・・」

GM その血が、その肉が、何を意味しているのか理解する前に、あなたは意識を落としました。
チャプター1「こちら『××』行き列車」 異界深度5
あなたは心地よい揺れと共に目を覚ましました。
先ほどまでいたはずの踏切はそこにはなく、そこは電車の中です。
どこを走っているのかと外を眺めると、星が煌めく──まるで銀河のような光景が広がっていました。
それは今まで見てきた景色の何よりも綺麗で、夢見心地になってしまいそうです。

天川ゆき 「綺麗・・・天の川みたい・・・でも、ここは・・・」あたりをきょろきょろ

GM そして、右肩に温もりを感じました。
そちらを見ると、先ほど別れたはずの彗星が肩に頭を乗せて眠っていました。

天川ゆき 「ひゃっ、せ、せんぱい!?あれ・・・なんで・・・」

GM 起こします?

天川ゆき 軽く肩をゆさぶってみます

GM では、あなたが彗星を起こすと、寝ぼけ眼でこちらを見たあと、目を見開きました

相川彗星 「え、なんでここに…?」

天川ゆき 「・・・?(きょと)」

GM あなたはふと疑問に思って、辺りを見回したかもしれません。
車内にはあなた達二人以外はいませんでした。

天川ゆき 「なんか気づいたらここにいて・・・わたしたち二人だけなんでしょうか・・」

相川彗星 「ここ、『異界』だから、そうだと思う」

天川ゆき 「い、いかい?」

相川彗星 「そう、『異界』ざっくり言うと…まあ、危ない場所、だな」
「……実は用事って言うのは嘘で、『異界』の気配を感じてて、さ。だからいつもの通り道を避けようとしてたんだが…失敗したみたいだな…」
「『異界』はなんらかの意図で俺たちを取り込んだみたいだが…ごめんな、わからない」(頭を撫でる

天川ゆき 「せんぱいが謝ることじゃないです!い、帰りましょうよ一緒に」

相川彗星 「ああ、そうだな…」
「……『異界』には出口があるんだ」
「どこか、は『異界』によって違うからわからないんだ。一緒に探してくれないか?」

天川ゆき 「も、もちろんです!!わたしも一緒にさがします!」

相川彗星 「そういえば俺も異界にくるまでの記憶がないんだよな…いつもはちゃんと残ってるのに…」

天川ゆき 「そう、なんですか?せんぱいこんな世界にくるの、よくあることなんですか?」

相川彗星 「…困ったことにな」(ため息をつく

天川ゆき 「わたし、全然しらなかった・・・こわくないですか?」

相川彗星 「…怖くない」(顔をそらして)

GM 恰好をつけたいようです。

天川ゆき 「だ、だいじょうぶですよ!こんどはほら!わ、わたしがいますし!ね!」震え声

相川彗星 「……ん、安心する」(撫でる)

天川ゆき 「わ、わたしも・・・」へにゃってわらう

GM 二人で励ましあっていると、手に何かを握っていることに気づきます。
手を開いてみると、そこには黒い切符がありました。
前を見ると、どうやら彗星も同じものを持っているようです。
【ストーリーフラグメント「切符」「××」行きと行先は塗りつぶされている、黒い切符を獲得しました。
※これはバインダーとシフターがもっているもの合わせて二枚で一つのフラグメントとします】

相川彗星 「なんだこれ?」

天川ゆき 「切符・・・いつのまに・・・あ、でも行き先みえないですね」

相川彗星 「本当だ」

天川ゆき 「この電車の切符なんでしょうか・・・何処に向かうんだろう」

相川彗星 「わからんな…とりあえず、何かのてがかりになるかもしれない。持っておこう」

天川ゆき 「はい、なくさないようにしておきます」

相川彗星 (ふと窓を見ながら微妙な顔をして)「ごめん、今から怖い光景を見せる」
「ほんとは見てほしくないんだが…ここでは見えないほうが危険だから」

GM と言って手を握ります。

天川ゆき 「へっ」

GM 手を繋いだ途端、車窓の外の景色は一変しました。
大人から子どもまで人間の形をした『何か』が電車の一面に張り付いているのが見えます。

天川ゆき 「ひっ・・・・」思わずくっつく

GM くっついた際に進行方向からあなたは逆側を見てしまいました。
――電車が崩れていることがわかります。
このままでは異界の闇に呑み込まれることでしょう。

相川彗星 「…げっ」

天川ゆき 「せ、せんぱい 電車く、くずれてきてます・・・!」

GM 【判定】
「咄嗟に手すりに掴まることができるか」難易度:5

天川ゆき 2d6>5 異界深度5
DiceBot : (2D6>5) > 6[3,3] > 6 > 成功

相川彗星 1d10>5 異界深度5
DiceBot : (1D10>5) > 8 > 成功

GM ふたりともそれぞれが手すりに掴まることができます。

相川彗星 「相川、無事、みたいだな。よかった」

天川ゆき 「は、はいい・・・」
「これ、急がないとどんどん崩れちゃうんですか・・・」

相川彗星 「だろうな…。早く隣の車両に行こう」

天川ゆき 「はい・・・!」

GM さて、隣の車両へと向かおうと、車両間のドアを開けようとすると、ドアに何か張り紙がしてあります。
そこには「以下のうち、最も好きなものはどれ?『星』『海』『花』」と書かれています。

相川彗星 「なんだ、これ?」(無視して扉を開けようとしている)

天川ゆき 「すきな、もの・・・?」

相川彗星 「くそ、開かねぇ」

GM どうやらこの問いに答えなければ、ドアは開かないようです。

天川ゆき 「わ、わたしは星がすきです!先輩とのつながりだから・・・!」

相川彗星 「それは、うん、間違いないな」
「俺も星が好き」

GM そう貴方達が告げると、扉はあっさりと、空いたのでした。
チャプター2「ここは誰かの願望」 異界深度6
車両を移動すると、そこは少し薄暗く、星がいたるところに浮かんでいます。
キラキラと輝く世界の中を二人は歩いていきます。

相川彗星 「大丈夫か?」

天川ゆき 「は、はい 星きらきらしてて綺麗・・・」

相川彗星 「………そうか」

GM 少し彗星の様子がおかしいことに気づいたかもしれません。
すると、突然背後で子どもの声がします。

天川ゆき 「せんぱ・・・・あれ、今何か」

子供 「お星様って綺麗だよね! 僕もお星様大好き!」

GM 後ろを振り向くと子どもは笑顔でこのように言ってきます。

子供 「ねえ、もっと綺麗に星が見えるところに行こうよ!」

天川ゆき 「せんぱい、わたし達以外にも人がいましたよ ほら」

GM …彗星は顔を歪めています。

相川彗星 「この子供にはついていかないほうがいい」

GM それだけ言って黙ってしまいました。

天川ゆき 「・・・・せんぱい?」

GM 貴方とは違うものが見えているのでしょう。
でも、それを見せたくはないようです。
どうしますか?

天川ゆき 「・・・・っ」 勇気をだして彗星くんの手をにぎります!

相川彗星 「!!!」

天川ゆき 「わ、わたし!!せんぱいの足でまといになりたくないです!!せんぱい、わたしと違うものがみえてるんですよね!?」
「さっきこうしたら全然景色がかわったのおぼえてます!こ、こ、こわいけどせんぱいにだけ大変なおもいさせたくないから・・!」目はぎゅっとつぶってる(こわくて)

相川彗星 (手を握り返す)

GM さて、貴方は勇気を出して、手を握り、ぎゅっとつぶっている目を、その手のぬくもりを支えにしながら、目を開けます。
キラキラとした世界は、一転、別世界になっていました。
浮いてる星は臓物でした。
子どもの足が透明で、視えません。
子どもの頭は何かに轢きつぶされたような姿で、頭の半分が抉れています。
彗星の言うとおり、この子どもについていったら危ない予感がするのです。

相川彗星 「大丈夫、か」

天川ゆき 「・・・・・・・・・・・っっ!!!」青ざめてだきついた

相川彗星 (抱きしめかえす)

天川ゆき 「だ、だだだだいじょうぶです・・!こわくない、です・・・!!」

相川彗星 「うん」(背中をさする)

天川ゆき 「せんぱいがいるからこわくないです・・・!」

相川彗星 「おれも、天川がいるから怖くないよ」

天川ゆき (すごい頷いてこどもに)「ご、ごめんね・・・おねえちゃんたち、先にいかなくちゃいけない、から・・・ごめんね一緒にいけない」ぐすぐす

GM 【判定】
「子どもの機嫌を損ねないように、断る」難易度:6

相川彗星 1d10>6 異界深度6
DiceBot : (1D10>6) > 10 > 成功

天川ゆき 2d6>6 異界深度6
DiceBot : (2D6>6) > 7[4,3] > 7 > 成功

GM 子どもはあなた達の返答を聞いて

子供 「そっか……急いでいるところごめんね」

GM とあっさり引き下がり、星の粒子となり消えていきます。

天川ゆき 「ゆ、ゆるしてもらえた・・・のかな」

相川彗星 「だな、聞き分けがよくてよかった」
「下手したら危害を加えてくる場合もあるから、そうじゃなくてよかった」

天川ゆき 「そう、なんですね・・・きをつけなきゃ・・・」
「せんぱい、手ずっと握っててもいいですか・・・せんぱいがわたしを守ってくれたのはわかります。でもわたしさっきみたいになんでも信用しちゃうから」
「せんぱいがそれで怪我したりするのはいやだから・・・」

相川彗星 「……ああ」
「俺も、天川にこれ以上危険な目にあってほしくないし…早く、帰らないとな」(優しく手を握る)

天川ゆき 「かえれますよ!だって二人一緒なんですもん!」(にぎりかえす

相川彗星 「そうだな、一緒だからな」

GM さて、出口を見つけるためにも貴方達はまた、隣の車両に移ろうとするでしょう。
車両間のドアを開けようとすると、ドアに何か張り紙がしてあります。
そこには「以下のうち、あなたの思う死んだ後の世界はどれ? 『天国』『地獄』『無』」と書かれています。
やはり無理やりドアを開けようとしても、そのドアは開きません。
どうやらこの問いに答えなければ、ドアは開かないようです

相川彗星 「またか……」

天川ゆき 「む、むずかしい・・・・」
「でも、天国がいいです くるしいのも、何もないのもいやだから・・・せめて死んだあとは苦しくないように・・・」

相川彗星 「そう、だな…」(撫でる)

天川ゆき (笑いながら撫でられている)

相川彗星 「天川が地獄に行かされたら、俺暴れるかもしれないし。うん、俺も天国だな」

GM そう言うと、またあっさりと、扉は開きました。
チャプター3「死を知る」 異界深度7
車両を移動すると、そこは光輝く場所でした。
太陽に照らされているのとは違う包み込むような温かな光。
辺りには雲はふわふわと浮いており、天の上なのかと錯覚してしまいます。
そこはまさに天国。
どこよりも優しい世界に落ち着きたくなってしまいます。
手を繋いでいるのですから、見えるものは同じです。ああ、もしかしたら本当に天国名もかもしれない、なんて思ったかもしれません。

相川彗星 「…なんか、すごく、居心地がいいな…」

天川ゆき 「さっきと違って・・・全然こわくないですね・・・」
「手握ってるから、せんぱいもこの光景ってことですもんね・・・」

相川彗星 「ああ」
「あ、あれ望遠鏡じゃないか?ここも星が見えるんだろうか」

天川ゆき 「こんなところに望遠鏡・・・」

GM こんなきれいな場所ですから、いつも見る星よりもっときれいかもしれません。

天川ゆき 「でもここから見える星っていったいなんですかねふふっ・・・」

相川彗星 「まあ、確かに」

GM でも、もしかしたらきれいかもしれない―見てみたいーそんなことを、思ってしまうかもしれません
【判定】
「先に進む勇気を出す」難易度:7

相川彗星 1d10>7 異界深度7
DiceBot : (1D10>7) > 6 > 失敗

天川ゆき 2d6>7 異界深度7
DiceBot : (2D6>7) > 10[4,6] > 10 > 成功
フラグメント効果つかいます!

GM はい!どのフラグメントを使いますか?

天川ゆき フラグメント:思い出 使用します

GM はい、了解です!ロールをどうぞ!

天川ゆき 「せんぱい、でもわたし望遠鏡で見る星より空いっぱいの満点の星空みたいです!ほら初めて見に行ったときみたいな」
「早くここから出て、一緒に前みたいな・・・今日見たみたいな星空みましょ・・・?」

相川彗星 (はっとする)
「ああ、合宿で見たやつか」
「うん、あれは本当に綺麗だった」

天川ゆき 「はい!!これからまたいっぱい見れますよ。というか・・・一緒にずっと見たいっていうか・・・」

相川彗星 「ああ、俺も一緒に見たい。」

天川ゆき 「え、えへ・・・(照) ね、だから先にいきましょ」ぐいぐい

相川彗星 「確かに、うん。早く帰らないとな」

天川ゆき 「はい・・・ぜったい帰りましょうね」

GM 思い出に少し浸りながら、ふたりは次のドアへ向かいました
隣の車両へと向かおうとして、車両間のドアを開けようとすると、ドアに何か張り紙がしてあります。
そこには「この電車の行く先はどこでしょう?」と書かれています。

相川彗星 「どこにって…?」

天川ゆき 「だんだん難しくなってきてます・・・ね・・・」

GM その扉に選択肢は書かれていません。
その質問にあなたが答えなくても、そのドアは勝手に開くでしょう。
ファイナルチャプター「目指していた星は」 異界深度8
ドアを開けると、そこは先頭車両でした。
辺りは薄暗いですが、星のような粒子がふわふわと浮いています。

相川彗星 「またキラキラとした空間だな…」

GM ふたりとも、同じ光景を見ているようです。

天川ゆき 「はい・・・こわく、ないですね・・・」

GM それを認識した時、突然星々が集まり、ホログラムのように映像を映し出します。
そこには、このような映像が流れました。
それは電車の中に来る前のこと。
彗星が踏切を渡り、ゆきに手を振ったあと。
彗星は何者かによって背中を押され、電車の前に突き出されてしまいます。
息をする間もなく、電車によって肉片と化してしまいました。
その映像は、彗星が電車に轢かれ、死んだことを示す映像でした。

天川ゆき 「・・・・・っ!?」

GM フラグメント忘却:「高い身長」→変異:「浮遊」→幽霊みたいにふわふわと浮いている
これは「異界化」によって消去することのできない忘却・変異です。

相川彗星 「…え、あ、え…?」

天川ゆき 「せ、せんぱ・・・い?」

相川彗星 じっと彗星を見つめると、ここにいる彗星は思念体であり、現実の身体ではないようです。

天川ゆき 「うそ、うそうそ嘘!!!せんぱいはここにいるもん!!」

相川彗星 (青ざめている)

天川ゆき 「だ、だってさっきからずっと わたしのてを握ってくれて・・・」
「ずっとわたしのこと励ましてそばにいてくれるもん・・・・」
「死んでない・・・ずっとわたしの傍にいてくれてるもん・・・!!!」ぼろぼろ

相川彗星 「天川…」

天川ゆき 「だってこんどまた一緒にでかけよって・・・言ってくれたもん・・・嘘だよ・・・・・あれは嘘の映像だもん・・・」

GM それを嘘だと証明するためか―あるいは、現実逃避か。あなたは映像に再び目を向けました。
映像が、二つ流れてることに気づきます。
彗星が死亡した映像と、そのまま彗星が手を振ってその場で気を失い倒れるだけの映像です。
しかし、そのどちらが真実なのかわかりません。
そしてその先の車両の出入口がひび割れになっていることに気づきました。
あれが出口でしょう。ここから現実に帰れるはずです。

相川彗星 「わからなくなってきた。結局俺は死んでないのか…?」

天川ゆき 「生きてる・・・・!!せんぱいは生きてる・・・!!!」
手を力強く握る「あ、あんなの、あんな映像ただの脅しですよ!もう一個は倒れてただけじゃないですか!」

相川彗星 「そう、だろうか…」
「生きてるって信じたい、んだが、記憶が…くそっ」

天川ゆき 「わたしが信じます!!!!せんぱいがわかんなくても!わたしが生きてるって信じる!!!!」ぼろぼろ

相川彗星 (抱きしめる)(泣きそうなのでごまかすために)

天川ゆき 「だからせんぱいも・・・しんじてください・・・ぜったい死んだりなんかしてないです うええ・・・」

相川彗星 「…うん、死んでない、俺は、死んでない。」
「だって俺はお前と星をまた、見に行くし、また、デートだって、するし」
「結婚の約束だってしたんだから、生きてないはず、ないんだよな」(少し涙声)

天川ゆき (腕の中でこくこくうなづいてる)
「そうですよお・・・・ずっと一緒にいるんですもん・・・そう言ってくれたんだから死んでるはずないですよお・・・っ」

GM さて、抱きしめられて、貴方はふと持っていた行先のわからない切符が『永遠』行きと書かれていることに気づきます。
この電車は『永遠』行なのだと、貴方は気づくでしょう。
あなた達は望むのなら、この場所で永遠に二人過ごすことができます。
もし現実に帰るのならば、彗星が死んでいる可能性があり、もう二度とこうして話すことはできなくなるかもしれません。
しかし、今の段階ではどちらの可能性もあります。
でも、きっとあなたたちはここに留まることを選ばないでしょう。
生きていると信じているのですから。生きて、未来を一緒に生きると、そう決めているのですから。
「シフターが現実で生きていることを信じ、現実へと帰る勇気を持つ」難易度:8
※この判定は「ふたりとも成功した」になるまで終わりません。

相川彗星 1d10>8 異界深度8
DiceBot : (1D10>8) > 10 > 成功

天川ゆき 2d6>8 異界深度8
DiceBot : (2D6>8) > 8[3,5] > 8 > 失敗

GM 同値は成功のはず なので二人とも成功ですね

相川彗星 「天川、帰ろう!」

天川ゆき 「はいせんぱい!!きっと大丈夫です!!」

GM 二人はお互いの存在を確かめるように、ぎゅっと強く手を握ります。
光に満ちた異界のひびわれに飛び込みました。
そこであなた達は意識を失います。
一旦現実世界への描写をするために処理を行います
【変異への抵抗】
天川さんは1d6をふってください。
出た出目の個数を選んで忘却/変異を戻せます

天川ゆき 1d6
DiceBot : (1D6) > 5

GM いや、自動成功なので…振るかどうかは…おまかせします…。
生きる意志が大変強い二人でした。
何があっても後遺症を残さない意志を感じる出目ですね。

天川ゆき 生きるいしがつよい

GM 【アフタートーク】
あなたが意識を取り戻すと、電車が通ったあとでした。
突風があなたの髪を揺らす。
あまりの勢いに、瞬きをしながら、あなたは踏切の向こう側を見ます。
すると、そこには──笑顔で手を振る彗星がました。
電車が通った後の踏切には肉片や血の跡もありません。
あなたが見たあの光景は、現実で起こっていたわけではなかったのです。
ちゃんと、彗星は生きていました。

天川ゆき 彗星くんをみつけて「う、うううえええ・・・・」ぼろぼろぼろ

GM 彗星は遮断機があがってからこちらへと駆け寄ってきました。

相川彗星 「天川」
(抱きしめて頭を撫でました)

天川ゆき 「せんぱいい~~~~よかった、よかったああ~~・・」抱きしめ返した

相川彗星 「うん、本当によかった」(鼻声)
ちょっと痛いぐらいに抱きしめます。生の実感を浴びたくて…

天川ゆき 「もうずっといっしょですからね・・・ぜったいどっかいかないでくださいね・・・・」ずびび

相川彗星 「…ん、ずっと一緒だもんな」

天川ゆき 「はい、はい・・・!ずっと死ぬまでいっしょです・・・!」

相川彗星 「……天川、」
「好きだよ、ほんと好きだ」

天川ゆき 「はひ・・・・っわ、わたしもすきです わ、わたしのほうが・・!すきです・・!!」

相川彗星 「いや、たぶん、俺のほうが好きだと思う」

天川ゆき 「んんっ・・・で、でもわたしのほうが最初に好きでしたもん・・・!」
「すきならまけませんよ!ずっと大好きです・・・!!」

相川彗星 「うん、俺だって、ずっとずっと、大好きだ」
「あ、やっぱり、ちゃんと送っていく。…もうちょっと、一緒にいたいしな」

天川ゆき 「え、あ、ありがとうございます」
「えへ・・・あの、ちょっとゆっくり歩いてきませんか・・・そのえと、彗星せんぱい・・・」

相川彗星 「………ん、じゃあついでに、星がきれいに見える公園にもよっていくか、ゆき」(手を差し出す)

天川ゆき 「!!!!!!!!(真っ赤) はひぇ、い、行きます!どこまでも一緒にいきます!」(手を握る

GM そうして、貴方達は手を繋ぎました。
でも、特に目に映る風景は変わりません。いつもの、道です。
空は夜の色が深まりつつあります。
今日は雲もあまりありません。公園からの星もきれいに見えるでしょう。
ゆっくりと、ふたりで手を繋いで、寄り道をしながら、帰り道を歩きます。
異界の列車は、本日も『星』を目指し、走り続けます。
誰も見たことのない『永遠』を目指し、走り続けます。
出発の鐘を鳴らし、誰かの魂を乗せて、走り続けます。
しかしきっともう、その音を聞くことはありません。
『永遠』なんてない、現実で未来に向かって、生きていくのですから。
アンサング・デュエット
「エトワールトランの鐘が鳴る」

おつかれさまでした!新たにフラグメントを1個追加することができます。

天川ゆき あたらしいフラグメント:名前
はじめて彼の名前を呼んだ

相川彗星 あたらしいフラグメント:名前
はじめて彼女の名前を呼んだ

GM フラグメントは6個までなので、入れ替えてもいいし、入れ替えなくてもいいですが「たいせつな思い出」の中に一つ、いれてください
セッション中以外ではいつでも入れ替えができます。
それでは処理もすべて終わりました。お疲れ様です!!ありがとうございました!!!
またよければ遊びましょ!!!!!!!!!

天川ゆき おつかれさまです!!!!!!ありがとうございました!!!

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